Vicorの電源モジュールが欧州のエンジニアリングアワードを受賞
Vicorは3月12日(米国時間)、欧州の出版社であるElectronic Specifierが、エンジニアリングの卓越性、イノベーション、そしてエレクトロニクスの未来を称えることを目的に毎年開催している「Electronics Excellence Award(エレクトロニクス・エクセレンス・アワード)」の2026年版の電源部門を受賞したことを発表した。
受賞対象となったは同社のDC-DC双方向電源モジュール「BCM6135」。同社のフラッグシップ製品で、800Vの高電圧から安全超低電圧(SELV)の48Vに対応し、電気自動車(EV)の電力供給ネットワーク(PDN)の軽量化・小型化・高効率化を可能とするという。
最小級・最軽量級のアクティブサスペンション電源システムを実現
Vicorによると、同製品を活用することで自動車OEMやTier-1メーカーは、長年課題となっていたアクティブサスペンションの電源課題をはじめとする、難度の高い電源設計上の問題を解決できるようになったとするほか、48Vゾーンアーキテクチャを採用した車両設計の最適化や60秒でのフロントガラスのデフロスト(除霜)を可能にすることに加え、48Vバッテリーの廃止を後押しし、車両システムの省スペース化と航続距離の延長を実現することができるようになるとする。
また、コンパクトな形状により、電源システムの体積を約50%削減することも可能になるとしており、これにより市場で最小級ならびに最軽量級のアクティブサスペンション電源システムが実現されたともしている。

