国産AI半導体から生成AIまで一貫したセキュリティを担保した環境を提供へ
Preferred Networks(PFN)、GMOインターネットグループおよびGMOサイバーセキュリティ byイエラエの3社は3月6日、3月2日付で資本業務提携ならびに合弁会社「GMO Preferred Security株式会社」を設立することで合意したことを発表した。
同合弁会社は、PFNのAI半導体ならびに生成AI開発力とGMOサイバーセキュリティ byイエラエの脆弱性診断・セキュリティ評価技術、GMOインターネットグループ各社がもつインフラ基盤や電子認証技術を結集する形で、国産AI半導体というハードウェアからソフトウェアである生成AIまで一貫してセキュリティが担保された国産AI環境の構築と、その提供による社会実装を推進することを目的に設立されたもの。3社では、経済安全保障の観点から、海外技術に依存しない国産AI環境を、信頼できるセキュリティ体制のもとで確立することは、日本にとって喫緊の課題であると今回の提携の背景を説明している。
この提携により、PFNが設計・開発する国産AI半導体やその上で動作するAIソフトウェアに対し、GMOサイバーセキュリティ byイエラエが脆弱性診断・セキュリティ評価を実施する形で、半導体の設計段階から安全性を検証するとしているほか、GMOグローバルサインの電子認証技術を活用する形で、AI半導体やソフトウェアの真正性を証明するチェーン・オブ・トラスト(信頼の連鎖)を構築し、AI環境に改ざんや不正がないことを技術的に担保。これらを踏まえた国産生成AIをはじめとするAIソフトウェアの安全な実行環境を構築し、セキュリティ監視・認証サービスを提供していくことを目指すとする。
また、今回の提携の強化およびPFNの半導体事業推進の支援を目的にGMOインターネットグループがPFNに対する出資も行うとしている。
なお、合弁会社の設立日は2026年3月27日を予定しており、出資比率はPFNが49.0%、GMOインターネットグループが25.5%、GMOサイバーセキュリティ byイエラエが25.5%としている。
