高精度かつ小型のTCXOをエプソンが開発
セイコーエプソンは2月12日、高精度かつ小型の温度補償型水晶発振器(TCXO)「TG1210SRN」および「TG1210STN」を開発したことを発表した。
同製品は、IoTデバイスを中心とした高精度かつ低消費電力のタイミングデバイスに対する近年の需要増加や、通信モジュール、FA機器、データセンター向けタイミングソリューションを中心とする高温環境下での安定した周波数温度特性の実現に対応することを目的に開発されたもの。
2製品ともに-40℃~+105℃の動作温度範囲において±0.5×10-6Max.という高精度な周波数温度特性を実現したほか、瞬間的な温度変化でも安定した周波数温度特性を備えていることが特徴。また、TG1210SRNは、1.70V~3.63Vの電源電圧に対応しており、通信モジュールや産業機器における柔軟な設計を可能にする一方、TG1210STNは、1.10V~1.95Vの低電圧駆動に対応し、スマートウオッチやモバイル機器などの低消費電力ニーズに対応するとしている。
両製品ともにパッケージサイズは1.2m×1.0mm×0.45mmと小型で、従来品体積比63%としたことで、高精度ながら省スペース化を図ることができるとするほか、スタンバイ機能の搭載により、IoTやウエアラブル機器の長時間駆動を可能にするともしている。
なお、TG1210SRNは2026年第2四半期、TG1210STNは2026年第4四半期にそれぞれサンプル出荷の開始を予定しているという。
