「TikTok」を運営する中国のByteDance(字節跳動)が、AI向け半導体チップの自社開発を進めているという。製造委託先としてSamsung Electronics(サムスン電子)と交渉していることが明らかになった。
プロジェクトのコードネームは「SeedChip」
3月末までにByteDanceはサンプルチップの入手を目指したうえで、2026年中に少なくとも10万個の生産を計画。生産規模は段階的に最大35万個まで拡大する見通しだ。プロジェクトのコードネームは「SeedChip」で、チップはAI推論タスク向けに設計されているという。
サムスンとの交渉には、メモリチップへのアクセスも含まれているという。メモリはAIインフラ需要の急増で世界的に供給難となっており、ByteDanceにとって魅力的な取引条件になっているようだ。
ByteDanceの広報担当者は自社チップ開発に関する情報は不正確だとコメントしており、Sサムスンはコメントを控えている。
ByteDanceのチップ開発は2022年頃にさかのぼり、2024年6月に米Broadcomとの先端AIプロセッサ開発で協業していること、製造はTSMCに外注する計画があることを報じていた。Reutersが2月11日付で報じている。