Windows Latestは1月31日(現地時間)、「Microsoft says latest Windows 11 issue crashes explorer.exe, makes taskbar disappear, but a fix is rolling out」において、MicrosoftがWindows 11の1月の月例アップデート後に発生していたエクスプローラーが応答しなくなる問題を解消したと伝えた。
この修正は、同社が1月29日にリリースしたオプションのプレビュー更新プログラム「KB5074105」に含まれている。自動アップデートの対象ではないため、インストールはWindows Updateから手動で行う必要がある。
特定のスタートアップアプリの構成が原因
Microsoftは2026年1月13日に、Windows 11向けに今年最初の月例アップデートとなるKB5074109をリリースした。このアップデートはAzure Virtual Desktop環境への接続エラーに関する問題などへの対策が行われた一方で、インストールしたユーザーからさまざまな問題の報告が寄せられていた。その1つが起動時にエクスプローラー(Explorer.exe)が応答しなくなってタスクバーなどのデスクトップUIが消えてしまうというものだ。
エクスプローラーは単なるファイルマネージャーではなくWindowsの基盤機能と強く結び付いており、タスクバーやデスクトップアイコンなどのUIの表示にも影響する。タスクバーが表示されないと、スタートメニューも開けなくなり、結果としてアプリを起動することもできなくなる。
Microsoftは1月29日にリリースしたプレビュー更新プログラム「KB5074105」でこの問題を修正したとのこと。リリースノートではこの修正について、「この更新プログラムは、特定のアプリがスタートアップ アプリとして構成されている場合、PC に初めてサインインするときに、Explorer.exe が応答を停止 (ハング) する可能性がある問題に対処します」と説明している。
「特定のアプリ」の詳細は書いていないが、もしもエクスプローラー関連の問題が発生している場合はKB5074105を試してみるといいだろう。
KB5074105はオプションの更新プログラムなので、適用するにはWindows Updateから手動でインストールする必要がある。ただし、この修正は準備ができたPCやユーザーに対して段階的に展開されるため、更新プログラムをインストールしてもすぐには適用されない可能性があることに注意する必要がある。
KB5074109には他にも多数の問題がある
1月の月例アップデートには、エクスプローラーの不具合以外にも、次のようにさまざまな問題の報告がある。
- Windows 11の1月更新プログラムに不具合多数、画面のブラックアウトなど | TECH+(テックプラス)
- 不具合続くWindows 11更新プログラム「KB5074109」、Microsoftの対応はモグラ叩きと非難 | TECH+(テックプラス)
- Windows 11、更新プログラム「KB5074109」で「スリープできない」など新たに2件の不具合 | TECH+(テックプラス)
- Windows 11更新プログラム「KB5074109」でOneDriveに不具合、Outlookなどアプリに影響 | TECH+(テックプラス)
- Windows 11の1月の更新プログラム「KB5074109」にアンインストールできない不具合 | TECH+(テックプラス)
- Windows 11の1月更新プログラム「KB5074109」でPCが起動に失敗する可能性 | TECH+(テックプラス)
KB5074105では、これらの問題の一部も修正される見込みだ。例えば、desktop.ini で設定したフォルダー名がエクスプローラーに反映されない問題や、ロック画面が反応しなくなる問題が、KB5074105における修正内容の一部として挙げられている。また、OneDriveの不具合については1月24日に緊急の更新プログラムで修正を行っている。
ただし、まだすべての問題が解決したわけではないため、Windows 11ユーザーは引き続きMicrosoftからの最新の発表を注視しておく必要がある。
