Googleは1月27日(米国時間)、「Google Online Security Blog: New Android Theft Protection Feature Updates: Smarter, Stronger」において、Androidに搭載されている盗難防止機能のアップデートを発表した。

既存の保護機能を強化することでデバイスを狙われにくくし、データ窃取などの追加の被害からもユーザーを保護するという。

  • Google Online Security Blog: New Android Theft Protection Feature Updates: Smarter、Stronger

    Google Online Security Blog: New Android Theft Protection Feature Updates: Smarter, Stronger

盗難からデバイスとデータを保護

GoogleはAndroid 16以降を搭載したAndroidデバイス向けに、次のアップデートを導入する。

認証失敗時のユーザー制御強化

Android 15に導入した「認証失敗ロック」機能を強化する。新たに機能の有効無効を切り替える設定を追加し、セキュリティをきめ細かく制御できるようにする。

本人確認の対象を拡大

Android 15以降では、信頼できる場所以外で特定の操作を行う場合に生体認証を必要とする。この保護の対象を、生体認証プロンプトを利用するすべての機能とアプリに拡張する。これによりサードパーティの金融アプリやGoogleパスワードマネージャーなど、重要なツールの利用に生体認証が必要となり、自動的に本人確認のセキュリティが追加される。

画面ロック解除の試みに対する保護強化

画面ロックの解除に必要なPIN、パターン、パスワードの推測を困難にするため、試行失敗時のロックアウト時間を延長した。この変更に伴い、子どもの操作などによるロックアウトを避けるため、同一誤入力は再試行回数にカウントしない変更も導入した。

  • 認証失敗時の画面ロック設定 - 引用:Google

    認証失敗時の画面ロック設定 - 引用:Google

その他の改善

前述のアップデートの他にも、次の機能の改善が導入される。

リモートロックの強化

Androidの紛失または盗難被害にあった場合、Webブラウザ(https://www.google.com/android/find/lock)からデバイスをロックすることができる。この機能の利用にオプション「セキュリティの質問/チャレンジ」を追加する。これにより本人以外によるロックを防止できるようになる。

ブラジルにおける保護の強化

ブラジルでAndroidデバイスをアクティベートした場合、今後は次の2つの機能をデフォルトで有効にする。

  • 盗難検出ロック - 「ひったくり」による盗難を検知し、デバイスをロックしてデータを保護する
  • リモートロック - Webブラウザーからデバイスのロックを可能にする

これら機能は1月27日の発表時点にて利用可能とされる。Androidデバイスおよびデータを盗難の被害から保護するために、機能の有効化および積極的な活用が望まれている。