Windows Centralは2025年12月17日(現地時間)、「You can now lock Windows 11 from Android remotely, send files to PC, share clipboard, mirror screen, and more」において、Android端末からWindows PCのリモートロックが可能になったほか、ファイル送信やクリップボードの共有も可能になったと伝えた。これらの機能は最近のAndroid版「Link to Windows」アプリの大型アップデートで利用できるようになったという。
スマートフォンとWindows PCを連携させる「Link to Windows」
Link to WindowsはスマートフォンとWindows PCを連携させるためのMicrosoft公式のアプリである。Windows側の「Phone Link」(日本語版は「スマートフォン連携」)と対になっており、両デバイス間でファイルを共有したり、スマートフォンの画面をWindows側で共有・操作したりといったことが可能になる。
Windows Latestによると、Microsoftが12月8日にリリースしたAndroid版Link to Windows バージョン1.25102.140.0では、Android端末側からWindowsを操作するためのいくつかの機能が新たに追加されているという。
スマートフォンからPCに向けた操作連携が強化
例えば、新バージョンではノートPCのバッテリー残量とネットワーク接続状況を監視できるようになった。情報は約1分間隔で同期されるため、PCの画面に視線を移さなくても、スマートフォン側でほぼリアルタイムにPCの状態を確認できる。現時点では、音量やBluetooth設定などの管理機能は持っていないが、将来的にはサポートされる可能性が高いという。
「Recent Activity」セクションでは、PCから最近受け取ったファイルやクリップボードの内容など、最近の連携履歴を一元管理できる。これにより、デバイス間で行った操作の追跡が容易になった。
新たに登場した「Lock PC」トグルは、接続中のPCをリモートロックする機能である。ロック中にはデバイス間接続が一時的に切断されるが、PCのロックを解除すれば自動的に再接続される仕組みとなっている。この機能は、一時的に席を離れる際などのセキュリティ確保に有効だ。
ファイル転送については、これまでもPC側のPhone Linkからスマートフォンにファイルを送信することはできたが、今回は新たにLink to WindowsアプリからPCにファイルを送信できるようになった。また、PCからファイルを受信した場合も、新バージョンではLink to Windowsアプリのホーム画面で受信ファイルの保存場所を即座に確認できるなど、UXも改善されている。
新しいLink to Windowsでは、PCとの間でコピー&ペーストを可能にするクリップボード機能も利用可能になった。この機能を有効にすると、Windows側でコピーした内容はすべて自動的にスマートフォンのクリップボードにもコピーされる。画面ミラーリングの機能も拡張されており、従来はPC側からしかミラーリングを起動できなかったが、新バージョンではスマートフォン側からも直接起動できるようになった。
全体的に、スマートフォン側からPC側に向けてさまざまな操作が可能になった点が、今回のアップデートの特徴だ。従来はPC側で操作しなければならなかった多くの連携作業が、スマートフォン側からも利用できるようになっており、日常的な情報管理や作業効率の向上が期待できる。
