アスクルは12月15日、物流システムを用いた商品出荷の再開を発表した。システム再開による出荷能力の向上に伴い、取り扱い商品数も大幅に拡大するという。

  • サービスの復旧状況について(ランサムウェア攻撃によるシステム障害関連・第14報)

    サービスの復旧状況について(ランサムウェア攻撃によるシステム障害関連・第14報)

取り扱い商品数を500点から1万6000点に拡大

物流システムの再開は「ASKUL東京DC」および「ASKUL関東DC」の2拠点から開始する。大阪、仙台、横浜、名古屋、関西、福岡拠点の再開時期については確認できていない。

物流システムの再開に伴い、ASKUL Webサイトおよびソロエルアリーナ双方で、取り扱い商品を500点から1万6000点に一挙に拡大する。ランサムウェア被害以前のBtoC取扱商品数が約105万点だったことを考えると、全体の約1.5%にすぎないが、完全復旧に向けた大きな一歩と言える。

  • アスクルの取扱商品情報。以前は一般消費者向けに約105万点を扱っていた - 引用:アスクル公式ホームページ

    アスクルの取扱商品情報。以前は一般消費者向けに約105万点を扱っていた - 引用:アスクル公式ホームページ

なお、単品注文した場合は物流システムの稼働している関東2拠点からの出荷になる。遠方への配送は時間がかかる可能性に注意が必要だ。

その他サービスの復旧状況

その他サービスの復旧状況として、ソロエルアリーナ向けパプリ(企業向け印刷サービス)の再開も発表された。ただし、一般消費者向けのパプリ再開時期は未定としている。

発表には含まれていないが、グループ企業ASKUL LOGISTは12月8日、配送サービスの再開を発表した(公式発表:「お知らせ | ASKUL LOGIST(アスクル ロジスト)」)。サービスの再開に伴い、貨物追跡サービスおよび再配達の依頼(Webおよび自動音声応答)を利用可能としている。