アスクルは12月15日、物流システムを用いた商品出荷の再開を発表した。システム再開による出荷能力の向上に伴い、取り扱い商品数も大幅に拡大するという。
関連記事:
「アスクルのランサムウェア被害、初期の侵害経路は業務委託先用アカウント | TECH+(テックプラス)」、
「アスクル、同社ロゴを悪用する偽サイトとフィッシングメールに注意喚起 | TECH+(テックプラス)」
「ASKUL Webサイトが復旧、一部商品から受注を再開 - 無印良品ネットストアも | TECH+(テックプラス)」
「アスクルが本格復旧に向けた最新情報を公開、まもなくASKUL Webサイト再開か | TECH+(テックプラス)」
「アスクルが在庫商品(約6000アイテム)の受注・出荷開始 - ランサムウェア被害続報 | TECH+(テックプラス)」
「ASKUL LOGISTから顧客情報を流出、エンドユーザーの注文情報も | TECH+(テックプラス)」
「アスクルがWebサイト一部を再開、200万アイテムの受注と直送に対応 | TECH+(テックプラス)」
「アスクルがデータ流出の拡大を発表、調査は継続中 | TECH+(テックプラス)」
「アスクル、本格復旧は12月上旬以降 - 復旧計画を公開 | TECH+(テックプラス)」、「アスクル、ランサムウェア攻撃によるデータ漏洩発表 - 問い合わせ情報など | TECH+(テックプラス)」
「アスクルが問い合わせフォームを再開、犯行声明の把握を表明 | TECH+ (テックプラス)」
「アスクルがシステム障害について第3報を発表、手作業で一部出荷を開始 | TECH+ (テックプラス)」
「アスクルがランサムウェア被害に関するFAQ公開、フィッシングメールに注意 | TECH+(テックプラス)」
「アスクル、ランサムウェア感染によるシステム障害について続報 - 復旧に至らず | TECH+(テックプラス)」
「アスクルがランサムウェア被害、一部業務停止 - 無印良品やロフトにも影響 | TECH+(テックプラス)」
取り扱い商品数を500点から1万6000点に拡大
物流システムの再開は「ASKUL東京DC」および「ASKUL関東DC」の2拠点から開始する。大阪、仙台、横浜、名古屋、関西、福岡拠点の再開時期については確認できていない。
物流システムの再開に伴い、ASKUL Webサイトおよびソロエルアリーナ双方で、取り扱い商品を500点から1万6000点に一挙に拡大する。ランサムウェア被害以前のBtoC取扱商品数が約105万点だったことを考えると、全体の約1.5%にすぎないが、完全復旧に向けた大きな一歩と言える。
なお、単品注文した場合は物流システムの稼働している関東2拠点からの出荷になる。遠方への配送は時間がかかる可能性に注意が必要だ。
その他サービスの復旧状況
その他サービスの復旧状況として、ソロエルアリーナ向けパプリ(企業向け印刷サービス)の再開も発表された。ただし、一般消費者向けのパプリ再開時期は未定としている。
発表には含まれていないが、グループ企業ASKUL LOGISTは12月8日、配送サービスの再開を発表した(公式発表:「お知らせ | ASKUL LOGIST(アスクル ロジスト)」)。サービスの再開に伴い、貨物追跡サービスおよび再配達の依頼(Webおよび自動音声応答)を利用可能としている。

