KDDIは11月20日、GPSの位置情報データを提供する「KDDI Location Data」のデータを取得し利用可能となる「KDDI Location Data API」を開始することを発表した。
「KDDI Location Data」はこれまで、CSV形式での提供を基本としており、利用したい企業からの個別抽出依頼に合わせてデータを提供していたため、提供までに時間を要する場合もあった。
分析ダッシュボードの利用企業においても、抽出対象となるエリアや施設数が多い場合にはダッシュボード操作の負担が大きく、作業工数が膨大になる課題があった。
今回提供を開始する「KDDI Location Data API」は、従来の個別データ抽出やダッシュボード操作を不要とし、ユーザーのシステムと直接連携することで従来よりも業務効率化とスピードアップが期待できる。
広域・狭域の人流データをセルフで取得できるようになるため、迅速なエリア特性の把握や人流分析が可能になるとのことだ。
第1フェーズ(2025年11月20日提供開始)では指定エリアにおける滞在データを、性別・年代・時間帯などの属性情報と共に取得可能となる。第2フェーズ(2026年前半提供開始予定)では特定エリアを訪れた人の居住地や勤務地に関するデータが取得できる。第3フェーズ(2026年後半提供開始予定)では、特定の道路単位での通行データの取得が可能となる予定。
同サービスにより抽出した人流データは、出店戦略や店舗開発、混雑予測、渋滞対策、災害対策などに利用可能とのことだ。

