NeoverseとNVLink Fusionが統合可能に
Armは、データセンター向けプラットフォーム「Neoverse」を拡張し、「NVIDIA NVLink Fusion」のエコシステムに統合可能とする計画を発表した。
すでにNVIDIAは、Neoverse V2プラットフォームを「Grace Hopper」および「Grace Blackwellプラットフォーム」に採用済みであり、今回の取り組みにより、これらと同等のパフォーマンス、帯域幅、効率性をエコシステム全体にもたらすことが可能になるという。
Armが開発を進める「AMBA CHI C2C」
なお、AIシステムのパフォーマンスの足かせとなるメモリと帯域幅のボトルネックを解消するため、エコシステムパートナーの間ではNVLink Fusionの採用が進んでいる一方で、Armは、CPUとアクセラレーター間のコヒーレントかつ高帯域幅な接続の重要なプロトコル定義を提供する技術として「AMBA CHI C2C(Coherent Hub Interface Chip-to-Chip)」の開発を進めており、NVLink Fusionはこの技術との連動を念頭に構築されたものであるとArmでは説明している。そのため、AMBA CHI C2Cの最新版プロトコルをNeoverseプラットフォームに採用することで、NVLink FusionとのC2C互換を確保できるようになり、NeoverseベースのSoCは、ArmベースCPUとパートナーの選択したアクセラレーターの間でシームレスなデータ転送が可能になるため、次世代のAIシステムを構築するエコシステムパートナーは、統合の迅速化、市場投入期間の短縮、高帯域幅の高速演算、柔軟性の向上といったメリットが得られるようになるとしている。