Bleeping Computerは2025年11月8日(米国時間)、「Still on Windows 10? Enroll in free ESU before next week’s Patch Tuesday」において、サポートを終了したWindows 10ユーザーに拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)の登録を提案した。

Windows 10バージョン22H2向けのESUの提供を受けるには登録する必要があるとして、Windows 10の継続利用を望むユーザーに強く推奨している。

  • Still on Windows 10? Enroll in free ESU before next week’s Patch Tuesday

    Still on Windows 10? Enroll in free ESU before next week’s Patch Tuesday

サポートを終了したWindowsのリスク

Microsoftはサポートを終了したWindowsに更新プログラムおよび技術サポートなどの提供を行わない方針を発表している。毎月リリースされるセキュリティ更新プログラムも停止され、安全な利用環境を維持できなくなる。

Windows 10バージョン22H2は10月14日にサポートを終了しており、11月11日(米国時間)に予定されているセキュリティ更新プログラムの対象となっていない。そのため脆弱性の影響を受けることになり、インターネットに接続した場合のリスクが高くなる。

セキュリティソリューションの導入によってセキュリティを維持できるとの考え方もあるが、これについてMicrosoftは「鍵をかけたドアの枠が外れる状態」と表現して意味がないと指摘。速やかなWindows 11へのアップグレードを推奨している。

拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)が利用可能

安全なWindows環境を維持するにはWindows 11へアップグレードすることが最良の選択肢となるが、さまざまな事情でアップグレードできない場合がある。MicrosoftはそのようなWindows 10ユーザーの移行期間確保を目的にESUを提供している。

Windows 10ユーザーはESUに登録することで、引き続き毎月のセキュリティ更新プログラムの提供を受けることができる。新機能および機能の改善はオミットされるが、期間限定で最低限のセキュリティを維持できる。

ESUの登録条件は一般ユーザーと企業で異なるが、一般ユーザーの場合は無償で登録が可能だ。登録方法については次の記事が参考になる。

誤ったサポート終了通知に注意

Bleeping Computerは10月の更新プログラムによって引き起こされる不具合に注意を呼びかけている。これはESUに登録しているにもかかわらず、サポート期限切れを通知する不具合とされる(参考:「Windows 10の10月更新プログラムにミス、サポート終了を誤って通知、 | TECH+(テックプラス)」)。

未登録の期限切れデバイスに限り通知されるべきだが、登録後も表示される可能性がある。この不具合はMicrosoftから自動修復が展開されており、時間経過にて改善する見込みだ。

Windows 10を引き続き利用する必要があるユーザーは、セキュリティ更新プログラムのリリースが予定されている11月11日(米国時間)までにESUに登録することが推奨される。未登録のユーザーは、これを機会に登録を検討することが望まれている。