Windows Centralは10月22日(現地時間)、「Best features Microsoft rolled out in 2025 for Windows 11 versions 25H2 and 24H2|Windows Central」において、Microsoftが2025年を通してWindows 11バージョン25H2および24H2に導入した有用な機能を紹介した。
2025年に導入されたWindows 11の注目の新機能を紹介
Microsoftが2025年に導入したWindows 11の新機能は多岐にわたる。Windows Centralが注目した新機能だけでも20件以上あり、そのすべてを詳細に解説するには誌面も時間も足りない。そこで今回は注目の新機能一覧と、その簡単な概要を次のとおり紹介する。
- ハードウェアインジケーターの位置変更に対応。画面の明るさ、音量、機内モードなどのインジケーターを、設定アプリ→「システム」→「通知」から設定可能になった
- エクスプローラーにAIアクションが登場。ファイル拡張子にひもづいたAI機能のショートカットリンク集で、コンテキストメニューから呼び出すことができる。サードパーティーベンダーもリンクを追加可能(関連記事:Windows 11 25H2で進化するエクスプローラー、AI統合やUI改善 | TECH+(テックプラス))
- エクスプローラーのコンテキストメニューに切り取り、コピー、名前の変更、共有、削除ボタンが登場。よく利用される機能が大きなボタンで固定表示されるようになった
- 設定アプリの「システム」→「開発者向け」ページの一部設定が「詳細設定」ページに変更された。さらにエクスプローラーの設定が詳細設定ページに移され、Gitなどのバージョン管理機能の設定が追加された
- 通知センターのカレンダーに時刻表示が登場。Windows 10に存在する機能だが、Windows 11ではオミットされていた。ユーザーの熱い要望を受けて復活
- タイムサーバー(NTP)の設定が可能になった。設定アプリの「時刻と言語」→「日付と時刻」の「追加の設定」セクション→「今すぐ同期」を開いた先にある「タイムサーバーを変更します」から変更可能
- ロック画面のウィジェットを設定できるようになった。ウィジェットの追加、削除に対応し、ウィジェットがサポートしている場合は内容の編集も可能
- ウィジェットダッシュボードを再設計。ショートカットキー[Win]+[W]で表示されるウィジェットダッシュボードの「ウィジェット」と「Discoverウィジェット」が分離され、左側にナビゲーションバーが設けられた。またCopilotによるコンテンツの自動選択を採用した
- Windows Helloのビジュアルを変更。Windowsのサインイン画面および権限の昇格プロンプトを新しいデザインに変更した
- 設定アプリがサードパーティーベンダーのパスキーに対応。Windows Helloのパスキー認証で、サードパーティ製品を選択できる
- 設定アプリにAIエージェント(Copilot+ PC限定)が登場
- 過去のPC操作を検索できる「Recall」(Copilot+ PC限定)が登場(関連記事:Microsoft、AI機能「Recall」をようやく正式リリース - 課題は解消された? | TECH+(テックプラス))
- デバイスが正常に起動しなくなった場合に、迅速にその修復を展開する「クイックマシンリカバリー」が登場(関連記事:不具合のある更新プログラムからWindows 11を復旧する方法 | TECH+(テックプラス))。Homeエディションはデフォルトで有効、それ以外のエディションはオプトイン機能となる
- タスクバーアイコンを縮小するオプションを追加。大量のアプリを起動した場合に、アプリの選択が困難になる問題を軽減する
- 一部アプリのタスクバーアイコンに共有オプションを追加
- タスクバーのバッテリーアイコンの色分けおよびバッテリー残量の常時表示に対応(関連記事:Windows 11のバッテリーアイコンの残量表示が正式機能に、Microsoft | TECH+(テックプラス))
- Windowsバックアップが登場。ローカルネットワーク上のPCから新しいPCへデータの移行が可能になった
- Windows Searchが自然言語に対応(Copilot+ PC限定)
- 共有ウィンドウで画像の圧縮および編集に対応(関連記事:Windows 11で画像の解像度を変えずにサイズを小さくする新しい方法 | TECH+(テックプラス))
- 画面に表示されたテキストや画像の操作を支援するツール「Click to Do」(Copilot+ PC限定)が登場(関連記事:Windows 11、「Click to Do」で画像やグラフの説明が生成可能に | TECH+(テックプラス))
- スタートメニューにスマートフォン連携が融合(関連記事:Windows 11のスタートメニューでAndroidの画面ミラーリング可能に | TECH+(テックプラス))
- 複数のアプリから同時にカメラストリームにアクセスできるようになった
- ライブキャプションにAI利用のリアルタイム翻訳機能(Copilot+ PC限定)が登場
- 自然言語によるVoiceアクセスをサポート(Copilot+ PC限定)
- ゲームパッド用の仮想キーボードレイアウトを実装
- クロスデバイスリジューム機能が登場。OneDrive上で作業を開始したファイルをモバイルデバイスで再開可能になった。設定アプリの「アプリ」→「再開」から構成可能
- Microsoft Editが標準アプリとして組み込まれた(関連記事:Windows 11、コマンドラインテキストエディター「Edit」標準搭載 | TECH+(テックプラス))
現在のWindows 11バージョン25H2はデフォルトで有効になった一部AI機能を除き、機能面において24H2と大きな違いはない。これら機能はいずれのバージョンにおいても利用可能となっている。
ただし、機能の一部は9月末にリリースされたプレビュー更新プログラムおよび、10月の月例更新プログラムにて導入されている。これら機能は段階的な展開の対象となっており、すべてのユーザーがすぐに利用できるとは限らない。
今回は2025年に導入されたWindows 11の新機能の一部を紹介した。AIを中心とした機能追加が多く、AIに注力するMicrosoftの姿勢が浮き彫りとなっている。今後もこの方針を維持し、エージェントOS実現に向けた取り組みが推進される見込みだ。
