Neowinは9月28日(米国時間)、「How to check if TPM is supported and enabled on your PC - Neowin」において、PCがトラステッドプラットフォームモジュール(TPM: Trusted Platform Module)をサポートしているか確認する方法を紹介した。
Windows 10をWindows 11にアップグレードするには、コンピューターが最小システム要件を満たしていなければならないが、その際にボトルネックになりがちなのがTPM 2.0への対応だ。
Windows 10 PCでTPMのサポート状況を確認する方法
Neowinによると、比較的新しいWindows 10 PCを購入した場合、デフォルトでTPM 2.0を無効にしているデバイスが存在するという。TPMのみが障害となっている同様のケースでは、TPMを有効化することでWindows 11にアップグレード可能だが、一部のユーザーは気がつかずに諦めている可能性がある。このような影響を避けるため、Neowinは次の4つの確認方法を紹介している。
なお、以下ではWindows 11の要件を満たさない「TPM 1.2」を搭載したWindows 10 PCの表示例を掲載している。基本的にTPM 2.0と表示の仕方に差異はなく、バージョン表示のみが異なることをご承知おき頂きたい。
「get-tpm」コマンドで確認する
Neowinは簡単な確認方法として、「get-tpm」コマンドの使用を推奨している。使い方は次のとおり。
- スタートメニューを右クリックして、「Windows PowerShell (管理者)」をクリックする
- ユーザーアカウント制御(UAC: User Account Control)が表示された場合は、「はい」をクリックして実行を許可する
- コマンド「get-tpm」を入力して、結果が表示されるまで待機する
TPMPresentはコンピュータにTPMモジュールが搭載されていることを示し、TPMEnabledは有効化されているかを示している。TPMPresentがTrueで、TPMEnabledがFalseの場合は設定で無効化されていることを意味し、ユーザーは(UEFI: Unified Extensible Firmware Interface)の設定からTPMを有効化することで、Windows 11にアップグレードできる可能性がある。
コマンド「tpm.msc」で確認する
コマンド「tpm.msc」からもTPMのサポート状態を確認することができる。使い方は次のとおり。
- コマンドプロンプトを起動する(管理者権限は必要ない)
- コマンド「tpm.msc」を実行して、「コンピューターのトラステッドプラットフォームモジュール(TPM)の管理」画面を表示する
- 状態およびバージョンを確認する
状態に「TPMは使用する準備ができています」と表示され、仕様バージョンが2.0以降の場合はTPMの要件を満たすことになる。TPMが見つからないか無効の場合は「互換性のあるTPMが見つかりません」などのメッセージが表示される。
デバイスマネージャーから確認する
コントロールパネルからデバイスマネージャーを開き、「セキュリティ デバイス」を展開する。「トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0」の表示がある場合はTPMの要件を満たしている。
Windowsセキュリティで確認する
「Windowsセキュリティ」アプリからもTPMの状態を確認することができる。手順は次のとおり。
- スタートメニューをクリックし、「Windowsセキュリティ」をクリックする
- 「デバイス セキュリティ」をクリックする
- 「セキュリティ プロセッサの詳細」をクリックする
- 仕様バージョンを確認する
今回はWindows 10 PCでTPMモジュールの有無とバージョンを確認する4つの方法を紹介した。TPM 2.0を搭載しているが無効に設定している場合は、有効にすることでWindows 11にアップグレードできる可能性がある。比較的新しいWindows 10 PCを利用しているユーザーは、これら方法を活用してアップグレード可能か確認することが望まれている。



