Neowinは9月24日(米国時間)、「Microsoft fixes PowerToys install errors in another new v0.94.2 update - Neowin」において、PowerToys v0.94.2がリリースされたと伝えた。

前回のリリースで修正されたインストールの不具合を再度修正したという。

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インストールプロセスを開始できない不具合を修正

「PowerToys」はWindowsをより便利にするパワーユーザー向けのユーティリティーツールセットだ。9月3日にv0.94をリリースして以来、今回で2度目のマイナーリリースとなる(参考：「Microsoft PowerToys v0.94リリース、ショートカットの競合検出が可能に | TECH+（テックプラス）」)。

前回のマイナーリリース(v0.94.1)では、エラーログ「Failed to load SilentFilesInUseBAFunction.dll (0x8007007e)」を残すブートストラップの不具合が修正された。今回も同じエラーログを残す不具合だが、前回と異なりMSVCランタイムの依存関係が修正されている(参考：「LoadBAFunctions() - Failed to load DLL SilentFilesInUseBAFunction.dll · Issue #41790 · microsoft/PowerToys」)。

この不具合に遭遇すると、PowerToysのセットアップファイル(PowerToysSetup-0.94.1-xxx.exeなど)を実行しても、インストールプロセスが開始されないという。PowerToysはMicrosoft Storeからも入手可能だが、Neowinによると管理者権限の有無に関係なく同じエラーに遭遇するとされる。

PowerToys v0.94には複数の新機能と多数の改善が含まれており、待ち望んでいたユーザーは多いとみられる。不具合に遭遇してインストールできなかったユーザーには、PowerToys v0.94.2以降のインストールを試みることが望まれている。