Windows Latestは9月30日(現地時間)、「Google pop-up calls Windows 10 risky, says get a Chromebook ahead of Win10 EOL」において、GoogleがGoogle.comにWindows 10を危険視するポップアップ広告を表示していると伝えた。

Chromebook Plusへの乗り換えを勧めるのが広告の趣旨だが、サポート終了後のWindows 10ではセキュリティアップデートが提供されないことに言及することで、使い続けるのはセキュリティ上のリスクがあると暗に示唆している。

Chromebook Plusの安全性を強調

Windows 10は2025年10月14日にサポート終了を迎える。Windows Latestによると、現在Windows 10でGoogle.comにアクセスすると、トップページの下部にChromebook Plusへの乗り換えを促すポップアップ広告が表示されるという。この広告では、「Windows 10のセキュリティ修正が終了するので、一度もウイルスに感染したことがないラップトップに乗り換えましょう」と警告している。

ユーザーがこの広告をクリックすると、Chromebookへの切り替えを推奨する専用ページに移動する。このページではウイルスに感染したノートPCのアニメーションの後で、Chromebookの写真を表示する。これはもちろん、既存のPCの危険さと、Chromebookの安全さを強調したものだ。既存PCの種類を明示しているわけではないが、デスクトップの青い背景はWindowsを連想させる。

  • Chromebookの紹介ページ

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PCの移行は慎重に

Windows 10のサポート終了が間近に迫ったこのタイミングで、ユーザーをChromebookに誘導するというGoogleの戦略は理にかなっている。しかし、Windows 10の危険性を過度にあおる手法はあまり好意的に評価できるものではないだろう。

確かに、セキュリティ更新を行わずにWindows 10を使い続けることはリスクが高い。サイバー攻撃者は、サポートが切れたソフトウェアを使い続けるユーザーを虎視眈々と狙っているからだ。しかしWindows 10に関しては、拡張セキュリティ更新プログラムに加入することで、引き続き重要度の高いセキュリティ更新を受け取ることができる。

PCの乗り換えコストを抑えたいユーザーにとっては、Chromebookへの乗り換えは有効な選択肢の一つと言えるだろう。しかし残り2週間に期限が迫っている今、まったく新しいプラットフォームへの移行を決断するのは少々リスクが高い。ユーザーは自身の環境を点検し、移行計画とデータ保護を整えたうえで、ESUの併用なども含めて柔軟な選択を検討する必要がある。