電通は9月19日、WHILLが開発・販売する近距離モビリティ「ウィル」を活用し、まちや施設の新たな体験価値を創出するワークショップ「ウィルでミライクエスト」の提供を開始したと発表した。ウィルに乗車してまちや施設を探索し、移動に課題を抱える生活者の視点から新たなサービスや体験のアイデアを生み出すことを目的としている。
取り組みの概要
「ウィルでミライクエスト」は、免許不要で歩行領域を走行できるウィルに乗車し、ユーザーとの対話を交えながら冒険形式でエリアを巡るワークショップ。買い物や観光、アート鑑賞、スポーツ観戦、仕事の場などをウィルで巡ることで、多様な人々が共存する場の可能性を体験できるとしている。
背景には高齢化や多様性への対応といった社会課題がある。電通はこれまでもDEI(Diversity, Equity & Inclusion=多様性・公平性・包摂性)の観点から、障害者などと共創するワークショップ「ふだんクエスト」を提供してきた。
WHILLもまた、免許やヘルメットが不要で歩行者として扱われるウィルを活用し、誰もが歩行領域での移動を楽しめるよう、全国各地でサービスを展開している。
電通はこれまでWHILLと連携し、ウィルに乗ってアート鑑賞やまち巡りを行う「ふだんクエスト」などを企画・実証してきた。
その知見を基に、当事者との共創を通じて未来の生活を楽しみながら描くソリューションとして開発したのが「ウィルでミライクエスト」だという。
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティで、Model C2は段差乗り越えや小回り性能、快適な乗り心地を備え、Model Fは軽量で折りたたみ可能、Model Rは歩道走行に対応したスクーター型で旋回やバッテリー着脱ができるのが特長だ。
電通は今後、WHILLと連携し、当事者との共創を軸に、誰もが移動やまち歩きを楽しめる環境の構築とDEI推進を図り、社会課題の解決に寄与していくとしている。
