パーソルがugoに出資を実施

パーソルホールディングスは5月27日、業務DXロボットの開発を手掛けるugo(ユーゴー)が行ったシリーズBラウンドへの出資を、パーソルベンチャーパートナーズが行ったことを発表した。

ugoの手掛けるロボットは、基本的に人と一緒にはたらくことや、人が行っている業務の補助、代替を目的としたサービスロボットであり、オフィス空間などでの活用が想定されている。そのため、パーソルでは、自社が提供するさまざまなBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスと相性が良いとの考えのもと、今回の出資を通じて、人材確保が難しいエリアや職種を対象に、ugoのロボットとパーソルの人材を組み合わせた新しいソリューションとして提供していくことで、人材・労働力不足に悩む業界や企業を支援し、同社のグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」の実現を目指すとしている。

  • ugoの業務DXロボット

    半導体メーカーのインフィニオン テクノロジーズ渋谷オフィスで見かけたugoの業務DXロボット。このロボットは、会議室まで飲み物を届ける役割などを任されていた (編集部撮影)

ロボットの活用に向けた人材育成などでも協力

すでにugoとパーソルビジネスプロセスデザイン(旧パーソルプロセス&テクノロジー)は2022年より、新しい課題解決の手段としてのロボットの活用・可能性を協力して進めてきた経緯があり、そうしたさまざまな実証実験やトライアルを経て、現場活用の可能性を見出し「ロボットとはたらく」をテーマにしたロボットサービス統合支援(RSI)を提供するに至っている。

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