化学メーカーのレゾナックは5月20日、同社の一部サーバ等に対し、外部からの攻撃およびランサムウェアの感染が確認されたと発表した。これにより、緊急対策本部を設置し、影響範囲等の調査と復旧への対応が進められている。
ネットワークの遮断の措置
同社は外部専門家の協力の下で調査を開始し、緊急対策本部を立ち上げた。被害の拡大を防ぐため、ネットワークの遮断等の措置を講じたが、その影響で、、同社および同社グループ内のシステムが一部使用できなくなり、業務にも停止等の影響が生じているという。
5月21日に発表された第二報によると、同日時点で一部業務の復旧は5月26日を見込んでいるとのことだ。
個人情報の流出は確認されておらず
21日時点で、同社および同社グループ、取引先等関係先の個人情報の流出は確認されていないとしている。
この件による業績への影響については精査中で、今後の業績に重大な影響が認められる場合には速やかに公表するという。