マウスコンピューターは5月15日、スタンダードパソコンブランド“mouse”(呼称:マウス)から、15.3 型ノートパソコン「mouse B5」シリーズを販売開始すると発表した。同製品は「mouse B5」シリーズの後継機種となる。
2モデルで展開
同シリーズは、メモリとストレージの容量が異なる2モデルで展開される。
「mouse B5-A7A01SR-A」はAMD Ryzen AI 7 350 プロセッサ、AMD Radeon 860M グラフィックス、メモリ16GB、M.2 NVMe SSD500GBを搭載、価格は14万9800 円(税込)から。
「mouse B5-A7A01SR-A」はAMD Ryzen AI 7 350 プロセッサ、AMD Radeon 860M グラフィックス、メモリ32GB、M.2 NVMe SSD1TBを搭載、価格は17万9500円(税込)から。
AMD Ryzen AI内蔵のAMD Ryzen AI 7 350 プロセッサ搭載の強み
CPUは、8コア16スレッド、最大5.0GHzの性能を備え、AI性能が向上したAMD RyzenTM AI 7 350 プロセッサを搭載。AMD Ryzen 7 8845HS プロセッサを搭載した従来製品と比べ、システム全体を使って画像編集の性能を計測する UL Procyonのベンチマーク計測で約7.2%性能が向上し、編集作業の時間を短縮する。
同プロセッサが搭載するNPUは高いAI処理能力を備え、アプリの処理をAIコアがアシストすることでCPUの負担を軽減する。
Microsoftが提唱するCopilot+PCへの対応も予定されている。
グラフィックスはGPU AMD Radeon 860M搭載
グラフィックスは、RDNA3.5世代の AMD Radeon 860Mを搭載。前世代のRDNA3を搭載したグラフィックスと比べ、性能と電力効率が向上している。
mouse B5の内蔵GPU の比較では約71%、NVIDIA GeForce MX550を搭載したmouse K5(2022年モデル)との比較では約7%性能が向上しているという。ライトゲームや簡単な画像・動画編集にも適したパフォーマンスを発揮する。
15.6型よりも軽量小型な15.3型を採用
同シリーズは、15.6型よりも軽量小型な15.3型を採用。そのため、mouse K5(2022年モデル)と比べて約3.7mm薄く、約270g軽く、持ち運びの負担を軽減する。
キーボードは、メインキーボードと同等サイズのカーソルキーと、数字入力に便利なテンキーを搭載しているほか、MicrosoftのAIアシスタント機能 Copilot ブラウザを起動することができる Copilot キーを搭載しています。