宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」で発生していた異常の原因について、「姿勢制御に用いる装置の一部停止」だったと明らかにした。再び使用可能な状態であり、5月中に姿勢を立て直してイオンエンジンの運用も開始予定だという。

  • 「はやぶさ2」の実物大模型。「2024国際航空宇宙展」にて編集部撮影

JAXAのはやぶさ2公式Xアカウント(@haya2_jaxa )が、5月9日に明らかにしたもの。同アカウントでははやぶさ2が何らかの異常を検知し、安全に最低限の運用を継続するための制御モード「セーフホールドモード」に移行していたことを4月2日に報告していたが、1カ月ぶりの続報で異常の原因と現状を明らかにしたかたちだ。

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