東京エレクトロン(TEL)は2月6日、半導体市場の需要拡大に対応することを目的に、同社の製造子会社でプラズマエッチング装置などを手掛ける東京エレクトロン宮城 本社工場に新たな生産棟を建設することを発表した。
TELでは、新生産棟について、次世代生産のあり方を実現するスマートプロダクション構想にもとづき、物流機能の自動化や製造工程の機械化を取り入れ、高い生産能力と高品質で高効率製造ラインの構築により、顧客が求める付加価値の高い製品を、よりタイムリーに提供していく拠点となるとする。
また、Net ZEB(Zero Energy Building)対応建屋の採用・省エネ設備導入などを通じて環境負荷抑制を図ることで、同社が掲げる2040年のネットゼロ目標達成に向けた取り組みも推進していくとする。