NVIDIAは1月6日(米国時間)、トヨタ自動車、AuroraおよびContinentalの3社が、NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングとAIを活用して、消費者向けおよび商用向け車両を開発、構築しているグローバルモビリティリーダーリストに追加されたことを発表した。
この提携に基づきトヨタ自動車は、NVIDIAの車載SoC「DRIVE AGX Orin」を搭載し、安全認証を受けた車載用アクセラレーテッドコンピューティング向けOS「NVIDIA DriveOS」上で稼働する次世代自動車を開発することとなる。
また、AuroraとContinentalはNVIDIAと協力して、NVIDIA DRIVEを搭載したドライバーレストラックを大規模に展開するための長期的な戦略的パートナーシップを発表している。DriveOSを実行するNVIDIAのアクセラレーテッドコンピューティングは、Continentalが2027年に量産を計画しているレベル4の自律走行システムであるAurora Driverに統合される予定だという。
なお、NVIDIAによると、BYD、JLR、Li Auto、Lucid、Mercedes-Benz、NIO、Nuro、Rivian、Volvo Cars、Waabi、Wayve、Xiaomi、ZEEKR、Zooxといったモビリティ企業がNVIDIA DRIVEアクセラレーテッドコンピューティングを次世代の先進運転支援システム(ADAS)や自律走行車への採用を検討しているという。