2025年の年頭にあたり、Snowflake 社長執行役員 東條 英俊氏は年頭所感として、以下を発表した。

新年明けましておめでとうございます。

2024年は、記録的な猛暑の長期化に加えて相次ぐ豪雨や台風、そして能登半島地震と奥能登豪雨の発生により局所的な被害が深刻な年でありました。心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り致します。

昨年はSnowflakeにとって飛躍の年となりました。AIとデータが急速に進化する中、私たちは企業がデータを活用し生成AIや機械学習の可能性を最大限に引き出せる「AIデータクラウド」を拡大してきました。SnowflakeのフルマネージドAIサービス「Snowflake Cortex」およびAnthropicとの協業、オープンデータ統合プラットフォームDatavoloの買収、AIの簡素化を支援するSnowflake オープンカタログ、Document AI、Horizonカタログなどのリリースは、私たちのテクノロジーが企業のデータ戦略をどう変革できるかを示す象徴的な出来事でした。

Snowflakeは今、AIを活用するすべてのビジネスの基盤となる存在を目指しています。単なる技術提供にとどまらず、データのセキュリティ、ガバナンス、そして容易に活用できる仕組みを提供することで、より多くの企業がAI時代で成功するための支援を続けています。

昨年はSridhar Ramaswamy(スリダール・ラマスワミ)が新CEOに就任、国内ではアジア圏で初となる「カスタマーエクスペリエンスセンター東京 (CEC Tokyo)」および東京オフィスを開設。新たなフェーズに入り、お客様やパートナー、国内外問わず業界の垣根を超えた接点を一層強化できたと感じています。

プロダクトについては、米国での開催のグローバルのカンファレンスイベント「Snowflake Data Cloud Summit」に始まり、世界各国都市で開催されるワールドツアーの国内開催「Snowflake World Tour Tokyo」では、昨年の倍となる過去最多の3000人以上方が参加され、多くの皆様にAIデータクラウドへの理解を深めていただけたものと手応えを得られました。

2024年はこのようなメモリアルな経験を経たうえで、数々のお客様との事例発表や業界特化型イベント「Snowflake INDUSTRY DAY」開催と年末まで充実させることができました。2025年はこの勢いをより向上させ、「THINK BIG」でさらなる飛躍を遂げるべく尽力してまいります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。