次期米大統領に就任するDonald Trump(ドナルド・トランプ)氏と孫正義氏が、米国のプロジェクトに最低1000億ドルを投資する計画を明らかにした。

1000億ドルの原資は不明確

トランプ氏がプライベートで保有するフロリダのクラブ「Mar-a-Lago」でのイベントで両氏は会談し、投資計画を明らかにした。

今後4年で1000億ドルを米国のプロジェクトに投資、これらの投資を通じてAIなど新しい技術に関連した雇用を10万人分創出するという。この計画は、2029年に満了を迎えるトランプ氏の任期中に完了の予定だ。

Wall Street Journalの報道によると、イベントでトランプ氏は孫氏に対して、すでに合意済みの1000億ドルの投資の増額を要請したという。

「2000億ドルにしてくれないか?」とトランプ氏が尋ねると、孫氏はいったん間を置いた後、「実現に向けて努力する」と回答。

トランプ氏は、「よし、2000(億ドル)だ」と述べたという。孫氏は「彼(トランプ氏)は交渉に長けている」と笑った、と報じている。

孫氏は2016年、当選直後のトランプ氏とニューヨークのトランプタワーで対談し、500億ドルの投資を約束した。今回の金額はその2倍となる。当時の投資は、孫氏が中東で進めていたSoftbank Vision Fundをもとにしていた。

今回の1000億ドルの原資は不明確で、Wall Street Journalは孫氏の手元現金は300億ドル程度、としている。