Antway(アントウェイ)は11月1日、手作りおかずの宅配サービス「つくりおき.jp」の累計提供食数が1600万食を超えたと発表した。顧客のニーズに合わせた週替わりのメニューを提供してきたことが奏功した。
「つくりおき.jp」は調理経験豊富なシェフと管理栄養士が監修し、専用キッチンで手作りした総菜を毎週家庭に冷蔵で届ける宅配サービス。現在1000レシピ以上の料理を週替わりで提供している。
同社は週次で実施している顧客満足度アンケートや注文データをもとに、AI(人工知能)を活用した独自の「メニューの組み立て自動化システム」を開発している。これにより、顧客の需要に適したメニューを提供できているという。
さらに、CX(カスタマーエクスペリエンス)部では、注文数や継続率といった定量的なデータに加え、ユーザーインタビューを通じて直接顧客の声を収集し、サービスの品質向上に取り組んでいる。
同社には外食、金融、広告、コンサルから転職してきた人が多い。異なる視点を積極的に取り入れることで、食品業界の枠にとらわれない発想で、サービスの改善につなげている。