Amazonビジネス、カンファレンスを10月30日開催 調達・購買の戦略と役割変化を議論

アマゾンジャパンは10月30日、法人・個人事業主向けのEコマース事業「Amazonビジネス」において、効率性・信頼性・革新を軸に、調達・購買の戦略と役割変化を議論するカンファレンス「Amazon Business Exchange 2024」を「ウェスティンホテル東京」(東京都目黒区)にて開催する。

Amazonの提供する「Amazonビジネス」は、「法人割引」や「請求書払い」、従業員数で利用できる「ユーザー追加」、カバナンスを強化できる「承認ルール」や「購買制限」など、ビジネス向けの機能やサービスを追加した法人・個人事業主向けのEコマース事業。購買に係るコスト削減や時間短縮、生産性の向上などにより、購買業務の再構築を支援する。

10月30日に、組織の経営・購買改革のリーダーが集い、ビジネス変革を議論するビジネスカンファレンス「Amazon Business Exchange 2024」を開催する。

今年で5度目となるこのカンファレンスのテーマは、「Efficiency(効率性)・Reliability(信頼性)・Innovation(革新)~調達・購買の役割変化を乗り越え戦略を進めるイノベーターとなるには~」。調達・購買分野の第一線で活躍するリーダーや専門家とともに基調講演やパネルセッションを実施し、予測不能な時代に企業が競争力を高め、変革に取り組むために調達・購買分野が果たすべき役割について語り合う。

基調講演では、調達・購買のリーダーが役割変化を乗り越え戦略を進めるイノベーターとなるために欠かせないキーワード「Efficiency・Reliability・Innovation」をテーマに、Amazon.com, Inc. Amazonビジネス バイスプレジデント トッド・ハイメス(Todd Heimes)氏、アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャン(Jasper Cheung)氏、アマゾンジャパン Amazonビジネス事業本部 事業本部長 石橋憲人氏、パナソニック コネクト 人事総務本部 DEI推進室 シニアマネージャー 油田さなえ氏が登壇。Amazonが3つのキーワードをどのように捉え、変革に対応していくかについて議論する。

▲基調講演の登壇者。左からアマゾンジャパン ジャスパー・チャン社長、Amazon.com, Inc. Amazonビジネス バイスプレジデント トッド・ハイメス氏、アマゾンジャパン Amazonビジネス事業本部 事業本部長 石橋憲人氏、パナソニック コネクト 人事総務本部 DEI推進室 シニアマネージャー 油田さなえ氏

カスタマーパネルでは、購買・調達プロセスにおける効率性と信頼性に焦点を当て、購買変革に取り組む企業や調達部門が直面する課題や戦略を2部構成で議論する。

効率性をテーマとする第1部「Efficiency in Procurement 購買DXの成功戦略とは?今、最も関心が強い社内浸透に必要なステップとカギ」では、コスト削減や業務効率化に取り組む学校法人慶應義塾、穴吹ハウジングサービス、ヤンマービジネスサービスが、購買DXの成功の秘訣や社内浸透のためのステップを実例とともに共有する。

▲左から慶應義塾 調達会計部・課長 岩淵聡氏、穴吹ハウジングサービス HG経営戦略本部 IT戦略室 室長 岡部順平氏、ヤンマービジネスサービス 総務サービス部 GAセンターオフィスサポートグループ 課長 末廣学氏

第2部の「Reliability in Procurement 戦略的調達の実践 ~先進企業が語る、未来を見据えた調達の在り方~」では、三菱重工業とアマゾンジャパンから調達部門を率いるリーダーが登壇し、未来を見据えた信頼性の高い調達プロセスについて、コスト削減と企業価値向上の両立を議論する。

▲左から三菱重工業 バリューチェーン本部SCM部 部長 白神晋氏、アマゾンジャパン グローバル調達事業部 アジアパシフィック調達本部 統括本部長 内山一郎氏

Special Sessionとして、「AI活用で調達・購買業務はどう変わる? ~実業務に沿った検証で探る、AI活用の可能性~」と題し、未来調達研究所株式会社 経営コンサルタント 坂口孝則氏、アマゾン ウェブ サービス ジャパン エンタープライズ技術本部 流通小売・消費財グループ 本部長 五十嵐建平氏が登壇する。

▲左から未来調達研究所株式会社 経営コンサルタント 坂口孝則氏、アマゾン ウェブ サービス ジャパン エンタープライズ技術本部 流通小売・消費財グループ 本部長 五十嵐建平氏

「Amazon Business Exchange 2024」は、10月30日(13時~)、「ウェスティンホテル東京」(東京都目黒区)にて開催となり、参加費は無料。「Amazonビジネス」のWebサイトにて申し込みを受け付けている。