New Commerce Ventures、国内初のコマース・リテール領域のスタートアップカンファレンス開催

小売・流通のアップデートを支援するNew Commerce Venturesはこのほど、コマース・リテール領域に特化したスタートアップカンファレンス「New Commerce Conference」を10月30日に開催すると発表し、コマース・リテール領域の注目スタートアップ8社による「スタートアップピッチ」に登壇する企業の募集を開始した。コマース・リテール領域のスタートアップと事業会社の新たな出会いと学びの機会を提供する。

New Commerce Venturesは10月30日、「Creation Camp TENNOZ」(東京都品川区)において、コマース・リテール領域に特化したスタートアップカンファレンス「New Commerce Conference」を開催する。

4部構成が予定されており、EC・小売・物流領域のCVC15社が事業紹介する第1部の「リバースピッチ」には、イオンモール、SGホールディングス、セブン‐イレブン・ジャパン、三越伊勢丹ホールディングスなどが参加。各領域の大手企業の投資状況やオープンイノベーション状況、注力領域等を紹介する。

第2部の「トークセッション」では、基調講演としてアスクル創業者であり、フォース・マーケティングアンドマネージメント代表取締役CEOの岩田彰一郎氏が登壇し、アスクル創業から成長までの体験談とコマース領域での勝てるビジネスモデルについて語る。

▲フォース・マーケティングアンドマネージメント 代表取締役CEO 岩田彰一郎氏

第3部の「スタートアップピッチ」では、今注目のコマース・リテール領域のスタートアップ8社によるピッチを行う。ピッチ発表後は、交流会とアンケートを通じて、相互に興味・関心のあるスタートアップと事業会社を繋ぐ。

第4部の「ネットワーキング」では、カンファレンスの締め括りとしてコマース・リテール領域のスタートアップ・事業会社・VCが集う交流会を開催する。会場では登壇企業だけでなく、多くのスタートアップやパートナー企業のブース出店を予定しており、複数のスタートアップと交流できる機会を提供する。

これに伴い、第3部のスタートアップピッチ登壇企業の募集も開始した。募集対象は、EC・小売・物流を中心にコマース・リテール領域の課題を解決するスタートアップで、ステージ・資金調達有無等の制限はない。登壇企業は会場内のブースでも事業紹介が可能となる。募集の締め切りは9月17日で、専用のフォームにて応募を受け付けている。

New Commerce Venturesは、これまでコマース・リテール領域のスタートアップと大手企業をマッチングする招待制ピッチイベント「New Commerce Pitch」や、ゲストを招いたセミナーイベント「New Commerce Day」、コマース・リテール領域のスタートアップや事業会社・VCの交流会「コマース交流会」を開催してきた。

今回の「New Commerce Conference」では、従来よりも参加者数を拡大し、スタートアップにとっては営業先・協業先・資金調達先、事業会社にとってはオープンイノベーション先、VCにとっては投資先候補とのさらに多くの出会いの創出を目指す考えを示した。

「New Commerce Conference」の参加費は無料で、専用のWebページにて申し込みを受け付けている。