リガク・ホールディングスは、X線小角散乱装置(SAXS)を手掛ける仏Xenocsとリガク・ホールディングス100%子会社のリガクが戦略的連携を締結したことを発表した。

この連携によりリガクがXenocs製品を日本国内で販売するほか、リガクの回転対陰極X線発生装置をXenocsが自社製品に組み込む形で世界に向けて販売を行うこととなる。

Xenocsの共同創設者兼CEOであるPeter Hoghoj氏は今回の連携について、「日本市場でのプレゼンスを強化し、リガクとの戦略的提携を通じてグローバル展開を拡大できることを嬉しく思う」とコメント。リガク・ホールディングスの代表取締役CEOである川上潤氏も「この提携がリガクにもたらす大きな成長の可能性に期待する」とコメントしている。

  • リガクのX線発生装置が組み込まれるXenocsの「Xeuss Pro」

    リガクのX線発生装置が組み込まれるXenocsの「Xeuss Pro」 (出所:リガク・ホールディングス)