キッザニア福岡が中高生向け宇宙ワークショップを開催、参加者の募集を開始

キッザニアの企画・運営を手掛けるKCJ GROUPは8月19日、「キッザニア福岡」において、中高生向けコスモポリタンキャンパス「福岡テクノロジー人材創生塾 2024～未来を拓く宇宙コース～」を2024年10月8日から実施するにあたり、8月19日より参加者の募集を開始した。

QPS研究所の試験衛星の実物 (C)QPS研究所 (出所:KCJ GROUP)

九州工業大学の宇宙関連研究室のイメージ (出所:KCJ GROUP)

最終プレゼンテーションの様子のイメージ (C)KCJ GROUP(出所:KCJ GROUP)

同ワークショップは、福岡県内にさまざまな宇宙関連企業があることを踏まえて企画されたもので、キッザニア福岡をキャンパスに、人工衛星や有人ロケットなどを含めた宇宙ビジネスの現状や、注目される小型衛星に関する技術や特徴、衛星データがどのようにビジネスや社会課題の解決に活用されているかなどを九州の宇宙関連企業の担当者を中心とした講義を通して学ぶほか、九州工業大学(九工大)戸畑キャンパスにある超小型衛星試験センターの見学を踏まえた同大大学生や大学院生と新しい宇宙ビジネスを考案する取り組みなども行われる予定の全5日間のプログラム。

主催するＫＣＪでは、最前線で働く専門家や技術者から学ぶことで、学年や学校の垣根を越えた交流を促し、子供たちが進路について考えるきっかけを提供することを目指したいとしている。

全5日間の開催スケジュールは中高生ともに10月8日、10月23日、10月29日の18:30～20:30が共通だが、その後、中学生が11月2日と11月12日、高校生が11月3日と11月14日(2日および3日は終日、12日および14日は18:30～20:30を予定)となっており、定員は各日40名。11月2日/3日を除き、現地での参加が困難な場合は視聴のみとなるがオンライン配信を利用できる。いずれかの日程に参加可能な中学生および高校生であれば申し込みは可能であるが、11月2日/3日と11月12日/14日は連続したプログラムとなるため両日程の参加が必要となる。同社は、このワークショップを通じて子供たちに、将来の予測が困難な時代を生き抜く力や、世界的視野を持った能動的な学びを継続する力を身につけてほしいとしている。