Dai、BtoBの受発注業務EC化の「Bカート」が導入実績2000社を突破

Dai(ダイ)は8月1日、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス「Bカート」において、導入実績が累計2000社を突破したと発表した。ユーザーからのフィードバクを通じ、さらなるアップデートを推進する。

Daiの提供する「Bカート」は、BtoB取引を前提として開発されたECサイト構築クラウドサービス。BtoB専用のため、BtoC向けのカートシステムでは対応が難しい複雑な取引条件やシステム要件にも対応し、スクラッチ開発・カスタマイズではネックとなる、開発コストや納期といったリスクを抑えることができる。

SaaS型のため、最短即日・月額9800円~(税込)でスモールスタートできるという特徴も備え、随時実施の無料アップデートにより、さらなる機能拡張も行っている。

2023年6月には、公式BtoB決済サービスとして「Bカート掛け払い powered by Money Forward Kessai」をリリース。「Bカート」を利用する事業者を対象に展開し、ECサイト上で発生する請求業務や掛け売り決済の効率化を実現した。

2024年4月には公式カード決済サービス「Bカートクレカ決済」をリリース。これにより「Bカート」を利用する事業者は、システムの追加開発を行うことなく、PCI DSS Version3.2.1に完全準拠かつ、EMV 3-Dセキュアに対応したクレジットカード決済の容易な導入が可能となった。

2022年6月には、「Bカート」にさまざまな拡張機能を追加するBtoB-ECプラットフォーム「Bカートアプリストア」の提供をスタート。物流、決済、メール管理等さまざまなアプリケーションを掲載しており、各種業務に特化したアプリケーションや拡張機能と組み合わせて利用することで、より幅広く、自動化された業務フローを構築し、ユーザーの「はたらくを変える」を実現する。

2024年8月1日には、導入実績が累計2000社を突破した。

Daiは、今後もユーザーからのフィードバックを通じ、さらなる機能アップデートやアプリのリリースを進めていく考えを示した。各種公式決済サービスでも随時アップデートを行い、「Bカート」による受注業務のDXのみならず、公式決済サービスを通じて決済・請求業務のDXも推進する。

「Bカート」は、「はたらくを変える」というミッションの元、今後もBtoB-EC業界の発展はもちろん、日本全国の中小企業における受発注DXに貢献していく考えを示した。