リンベルはこのほど、デジタルカタログギフト作成サイト「GIFT LIST(ギフトリスト)」をEC構築プラットフォームプラットフォームに「ecbeing(イーシービーイング)」を採用して、構築した。
「GIFT LIST」は、リンベルが用意するアイテム(商品)から、贈りたい相手に合わせて商品を選び、自由に組み合わせて、カタログギフト作りを楽しめるサービス。ギフトリストのタイトルや説明文章、使用シーンなども設定でき、音楽のプレイリストを作るように、オリジナルのデジタルカタログギフトを作って贈ることができる。
作ったギフトリストは、URLをメールやLINEなどのSNSで送信する仕組みとなっており、住所を知らない相手にも気軽に贈ることができる。
作成したギフトリストは、「GIFT LIST」サイト上で公開も可能。公開されたギフトリストは、他ユーザーが閲覧・活用でき、自身が作ったギフトリストを共有できるという特徴も備える。「さあ”ギフト”でつながろう」をテーマを掲げ、ハッシュタグ機能も装備。「#誕生日」「#お酒大好き」など様々なキーワードから公開されているギフトリストを探すことが可能だ。
ギフトリストをいちから作成するのが面倒なときは、公開されている他ユーザーが作成したギフトリストに加え、豊富に用意された公式ギフトリストから選び、そのまま贈ることもできる。これらのギフトリストは編集もでき、アイテムの追加や削除、ハッシュタグの編集などが可能。これにより、いちからギフトリストを作るのが面倒な人はもちろん、自身のセンスに自信がない、どれをリストにしようか迷うなどの悩みがある人も簡単に魅力的なリストを贈ることができる。
「GIFT LIST」の構築には、EC構築プラットフォームプラットフォームに「ecbeing」を採用した。ecbeingの提供する「ecbeing」は、業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでワンストップで提供なECのプラットフォームシステム。大手や中堅企業を中心に1600サイト以上の導入実績を有する。
「GIFT LIST」には、ecbeingが提供するAIレコメンドサービス「AiReco(アイレコ)」を導入した。顧客の行動属性や購買履歴などから、AIが各顧客に合う最適なアイテムやギフトリストをピックアップして表示。「贈る相手に喜んでもらえるギフト」を作れるよう手助けするレコメンド機能も備えている。
ecbeingのグループ会社であるReviCoが提供するレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo(レビコ)」も導入している。ギフトリストを贈った側も貰った側もレビューの投稿・確認が可能だ。
ecbeing提供のデータマーケティングツール「SechstantCDP(ゼクスタントCDP)」も導入し、どのアイテムを選び、どんなギフトリストを作成・購入したのかなどの情報だけでなく、貰った人がどのアイテムを選び受け取ったかもも把握し、分析が可能。データや分析結果はサイト上でのアイテムピックアップや公式ギフトリストの掲載などにも活用される。
一般的にカタログギフトは、冠婚葬祭などフォーマルな場面での利用をイメージする人が多く、カジュアルな使い方はあまりされていない現状があるとし、リンベルは、カタログギフトを通じてギフトを贈る機会の創出やギフトのすばらしさを広く届けることを目的に、新サービス「GIFT LIST(ギフトリスト)」のオープンに至ったとしている。
リンベル社は、「『GIFT LIST』は、単にオリジナルのカタログギフトが作れるだけでなく、公開・共有の機能を備えたことによって、より多くの方に使っていただきやすく自由度の高いサービスになったと感じています。本サービスを通じて、もっと多くの方に"ギフトを贈る"という体験をしていただき、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけになればと思っています」と述べた。