「天然アナツバメの巣」を原料に使用した化粧品・健康食品を販売するエムスタイルジャパンは5月7日、東京大学大学院薬学系研究科の角田誠准教授と共同研究を開始したと発表した。同社が展開するコスメブランド「BIーSU(ビース)」に使われる、「天然アナツバメの巣」の可能性を広げていくのが狙いだとしている。
研究は、東京大学大学院薬学系研究科と共同で行う。微量成分の分析技術の模索やデータ解析が研究目的だとしている。
共同研究を行う角田准教授は、微量生体分子の分析を通して、新たな生命現象や病態を明らかにする「生体分析化学」を専門としているという。
エムスタイルジャパンでは、100%天然アナツバメの巣を活用したコスメブランド「ビース」を展開している。グループ会社のミラネストでは、ペットケアブランド「MIRANEST(ミラネスト)」を、ECなどで展開している。
2021年からは、国立大学との共同研究を開始。研究で得られた、免疫に関わる機能性の知見については、特許を出願中だとしている。