BASE、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の累計ID登録者数が1400万人突破

BASEはこのほど、ネットショップ作成サービス「BASE」で開設したショップで利用可能な購入者向けショッピングサービス「Pay ID(ペイ アイディー)」の累計ID登録者数が、5月20日(月)に1400万人を突破したと発表した。「BASE」のショップ開設数の増加に比例して伸長しており、ネットショップへの集客・販促につながる循環づくりの強化を目指す。

BASEは、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービス「BASE」を運営しており、商品を企画・生産・製造している個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、210万ショップに利用されている。

このほど、ID決済機能とショッピングアプリ機能を持ち、「BASE」を利用して開設されたショップで、商品を購入する際に利用できる購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の利用者が1400万人を突破した。

「Pay ID」は、ネットショッピングでのスムーズな決済体験と、新しい商品との出会いや好きなショップでのリピート購入をサポートする購入者向けショッピングサービスで、2021年11月30日に、BASEが運営するショッピングアプリ「BASE」と、BASE100%グループ会社のPAYが提供するID決済サービス「PAY ID」を統合・刷新し、それぞれの利用特性やアセットを活かして、新たな購入者向けのショッピングサービスとして提供を開始した。

2023年4月には、新たな支払い方法として「あと払い(Pay ID)」も開始しており、「Pay ID」で決済した当月の支払い金額を翌月にまとめて支払うことも可能になっている。

「Pay ID」は、「BASE」を利用して開設されたショップで買い物をする購入者が決済時に新規でID登録をするケースが多く、「BASE」のショップ開設数の増加に比例してID登録者数が増加している。

さらに「Pay ID」は、スマートフォンアプリのホーム画面を4月23日にアップデートしており、「BASE(ベイス)」を利用するショップに対し、「Pay IDアプリ」経由で新規顧客を送客するための導線設計を強化。アプリを開いてすぐに表示されるホーム画面にレコメンドショップやレコメンド商品情報を表示することで、これまで以上にアプリユーザーと商品がマッチングしやすくなり、アプリユーザーの行動にもさっそくポジティブな効果がでているとした。

アプリホーム画面に設置したレコメンド商品を表示する「あなたにおすすめ」は、アップデート前と比較するとレコメンド商品の閲覧数が4.3倍に増加し、商品のタップ数、お気に入り保存数、商品の購入数に関しては2倍に増加してしている。

5月からは、ホーム画面にて「Pay IDアプリ」だけで閲覧できる特集コンテンツの掲載も開始した。シーズン企画や人気テーマを特集しており、毎週火曜日に情報を更新。企画やテーマにあった「BASE」利用ショップを紹介し、特集に興味を持つアプリユーザーとのマッチング機会を創出している。

BASEは、「Pay ID」において、引き続き決済方法の拡充や、アプリ機能のアップデート、各種キャンペーンを通じて、購入者のショッピング体験の向上に取り組み、ネットショップへの集客・販促につながる循環づくりを強化していく考えを示した。