ギフトモール、シリーズBラウンドで約5億円の資金調達 既存サービス、新規事業を拡大

国内最大級のオンラインギフトサービス「Giftmall(ギフトモール)」を運営するギフトモールは5月27日、シリーズBラウンドとして、プロトベンチャーズ、並びに同社が運営するファンドを引受先とする約5億円の資金調達の実施を決定したと発表した。調達した資金は、既存サービス、および新規事業拡大のための投資・人材採用・プロダクト開発などに活用する。

ギフトモールは、新たなギフト体験創造に取り組むテクノロジー企業。日本とシンガポールを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進しており、約67万点以上のソーシャルギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」、専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」等を運営している。

このほど、シリーズBラウンドとして、フランチャイズチェーンシステム・イベントならびに会員組織の企画および運営に関する業務、ベンチャービジネス支援に関する業務、新規事業者・ベンチャー企業等の発掘調査およびこれらに基づく情報提供業務をプロトベンチャーズと、同社が運営する国内外のスタートアップ企業等への投資を目的としたファンド「プロトベンチャーズ2号投資事業有限責任組合」を引受先とする約5億円の資金調達の実施を決定した。第三者割当増資の払込日は5月31日の予定。

「MAKE MORE SMILES~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)として経営理念に掲げるギフトモールは、1人でも多くの人が笑顔になるサービスを目指し、グループ全体でギフト関連プラットフォームサービス群を順調に成長させてきた。2023年1月~12月のグループ全体の年間流通額は約200億円となり、過去最高を記録した。

2023年12月に実施した調査では、「オンラインのギフト特化型ECモール」7サービスの中で、「Giftmall」が前年に引き続き認知度1位を獲得。ギフト、お祝いする多くの人に認知、利用されており、今後さらに社会の期待に応え、利用者に新たな感動体験の提供をし続けていけるよう、商品の品揃えの拡充やサービス利便性の向上を図り、企業価値の拡大に努めていくとしている。

ギフトモールは、20244月にヤマダホールディングスからの約5億円の資金調達を発表しており、今回のラウンドを含めた今までの資金調達総額は約25.7億円となる。

今回調達した資金は、既存サービス、および新規事業の拡大のための投資・人材採用・プロダクト開発などに活用する考えを示した。

テクノロジーを進化させることで「ギフタイゼーション」を推進し、より多くの消費者のもとに「絶対に喜ばれる感動体験」が簡単に届く世界の実現を目指すとしている。