ツクリエは12月28日、福井県と福井県が運営するアンテナショップ「ふくい南青山291」の利用に関する連携協定を12月18日に締結し、コワーキングスペースの利用とビジネスマッチングの促進を図ることを発表した。なお、連携協定は2024年1月~2025年3月の期間としている。

  • 福井県産業労働部 伊万里全生部長(画像右)、ツクリエ代表取締役 鈴木英樹

    福井県産業労働部 伊万里全生部長(画像右)、ツクリエ代表取締役 鈴木英樹

締結の内容

ツクリエは、2021年福井県と共催で福井発の学生スタートアップの育成を目的とした「福井の未来を担う若手起業家育成ワークショップ」を実施。2024年3月北陸新幹線延伸開業により今後福井県と首都圏のアクセスが期待できるなか、ふくい南青山291を拠点に、福井県事業者と首都圏起業家とのマッチングなどを通して新たなビジネス展開が生まれることを目指し、協定が実現したという。

締結の内容としては、ツクリエが運営するインキュベーション施設「StartupSide」などの利用者とふくい南青山291のコワーキング利用者の施設相互利用の促進や、ツクリエによるビジネスイベントなどの実施、ツクリエによる福井県での企業発掘支援などとしている。

同連携協定における福井県のメリットとしては、ふくい南青山291のコワーキングスペースの利用促進が図れることや、県内企業のビジネスチャンスが拡大することがあげられており、ツクリエのメリットとしては、ツクリエが運営する施設の入居・利用企業にとっても、都内で感度が高くクリエイターが多い南青山エリアのコワーキングが利用しやすくなることがあげられている。