【<イベントレポート>「楽天うまいもの大会」】アフターコロナで試食・実演が活発に

楽天グループは10月18~24日、ECモール「楽天市場」の人気グルメを集めた「楽天うまいもの大会」を名古屋駅直結の百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で開催した。新型コロナウィルスが第五類に移行してからは初の開催となり、試食や実演が活発になった。昨年を上回る66店舗が参加し、大きな盛り上がりを見せた。

 

「楽天うまいもの大会」は、昨年の売上高が2億4000万円以上、来場者数が9万4000人以上となる大規模な催事だ。今年は第10回の開催を記念し、「ありがとう!大感謝祭」をテーマに「10」にまつわる限定品や福袋などをそろえた。

 

初出店の22店を含む全66店が参加し、限定品や先行販売品など約1000商品を販売した。全国24都道府県のグルメが一挙に味わえるイベントとなった。

▲会場の様子。平日でも大勢が来場した

会場の様子については、「体感として、昨年よりも来場者が多い。若年層や家族連れも増えている印象だ」(クライアントコミュニケーション課 イベント企画第二推進チーム マネージャー 三橋智慧子氏)と話した。

 

今年の出店の傾向として、「アフターコロナということで、味覚や嗅覚、視覚に直接訴求できる試食、試飲、実演販売がさらに盛り上がっている」(同)と言う。

▲「ヤマサちくわ」の実演販売

10回連続出店や、店舗が店舗に教えるレクチャー型コンサルティングサービス「楽天NATIONS」でのつながりを生かした参加もあったという。

 

「会場となるタカシマヤのメイン利用客の中には、ECになじみがない人も多い。このイベントをきっかけに店舗のファンになり、楽天市場でリピート購入してもらえたらうれしい」(同)と話す。

 

楽天が運営する全国の食品やスイーツを取り扱う店舗「Premium Food Select」のブースでは、「楽天うまいもの大会」で人気の複数店舗のスイーツを詰め合わせた「10回記念!サンキュースイーツ福袋」や、出店店舗同士のコラボレーションによるスイーツなどを販売し、好評だったという。