東京エレクトロン デバイス(TED)は2050年度のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、10月1日より横浜市都筑区にあるエンジニアリングセンターで使用している電力を実質再生可能エネルギー由来の電力に切り替えることを発表した。
同社では、気候関連問題が経営に及ぼす影響を評価・管理するため、温室効果ガス(GHG)の総排出量(Scope1・2)を指標として設定し、「2030年度の温室効果ガスの排出に関する目標として2021年度の排出量実績(1629t-CO2)対比で50%削減」の実現を掲げており、今回の取り組みは、東京電力エナジーパートナーが提供する、実質CO2排出量ゼロとなる太陽光・風力・水力その他の再生可能エネルギー由来の電力を供給する「グリーンベーシックプラン」を活用することで、TEDグループ国内電力使用による温室効果ガス排出量実績(1748t-CO2)の約35%を実質ゼロにする取り組みだと説明している。
なお、TEDは今後も温室効果ガス排出量の削減に積極的に取り組み、低炭素社会の実現を目指し活動を推進していきたいとしている。