電通デジタルは6月26日、デジタルサービスを対象に持続的な成長を実現させるための業務(グロース業務)について、クライアント企業の組織内外でボトルネック解消から自走化まで支援を行うプログラム「GROWTH DESIGN-ENGINE」を同日より提供開始することを発表した。

同サービスの特徴は、UX視点での業務プロセス設計および立上げから、プロセスの型化、対応人材の育成によるクライアント企業の自走化まで、クライアント組織内外からの支援を一貫して提供する点。

  • 「GROWTH DESIGN-ENGINE」における支援の全体像

同サービスは、フェーズ1の「組織に必要なグロース業務の策定支援」とフェーズ2の「グロース業務を実行できる組織への変革支援」から構成されている。

フェーズ1に関しては、業務診断やユーザー調査などの組織外からの支援だけでなく、組織の内側からもアプローチすることで、外からだけでは見えない業務プロセス課題や、企業が保有する顧客データなどのファーストパーティデータの分析を踏まえたコンサルティングを実施する。

これらの支援を通し、North Star Metric(ビジネスグロースを目指すために設定する重要指標)/ KPI設計、中長期のグロースロードマップ策定、ロイヤルユーザー定義など、UX視点でクライアント企業に不足している要件・計画の策定を推進するという。

フェーズ2では、フェーズ1で定義した計画を基に、クライアント企業の組織内外から運用支援と業務プロセス型化を進めることで、短期的なPDCAサイクルの構築と実行支援から、中長期の成長を見据えた改善施策の立案や運用課題の抽出・改善、クライアント企業の社員へのスキルトランスファーまでのサポートを行う。