TDCソフトは6月21日、伊予銀行の火災保険申し込み手続きをデジタル上で完結できる「かんたん火災保険システム」を伊予銀行と共同で開発したと発表した。

  • 従来のシステムと新システムの比較

    従来のシステムと新システムの比較

かんたん火災保険システムは、住宅ローン向けの火災保険申し込みに関わる契約前のすべての手続きをデジタル化したシステムで、伊予銀行の全店において導入が開始されている。

同システムは、契約前の火災保険募集業務および申し込み手続業務をデジタル化することでシームレスな事務手続きを実現し、火災保険の提案先の一括把握と進捗状況のリアルタイム確認を可能としている。

これにより、書類の記入負担が半減し、記入漏れなどの不備を減少するとともに、行内手続きを迅速化させ効率的な取引を実現させることができるという。また、顧客の端末(スマートフォン、パソコンなど)での手続き依頼機能、書類の電子交付機能を実装しており、対面・非対面を問わず手続きを完結することが可能。

伊予銀行では、かんたん火災保険システムに加え、保険会社の募集システムを併せて活用することで、保険料の試算や申込手続きも含めたすべての手続きのデジタル化を実現するとしている。