Wordカスタマイズを進化させる「Word JavaScript API」バージョン1.5

Microsoftは現地時間2023年6月12日、公式ブログでMicrosoft 365 Appsのアドイン新機能をアピールした。一連の機能は開発者向けイベントのBuild 2023で発表されたものである。Word JavaScript API バージョン1.5環境がリリース間近で、Microsoft Wordによる引用管理や文書ファイル解析を合理化する予定だ。詳細は公式ドキュメントで確認できる。

• Word JavaScript APIのロードマップ(すべて公式ブログより)

Microsoft Outlookはプラットフォームの操作感を統一するため、Webコードベースに統合し、Windows版Microsoft OutlookもOutlook on the webと同様のUIを実現できる。ただし、既存のVSTOアドインやCOMアドインは未サポートながらも、Microsoftは「実装を必要とするシナリオは認識している。このギャップを埋めるための開発に注力している」と説明して、Mailbox 1.13 JavaScript APIによる開発シナリオを提案した。こちらの詳細も公式ドキュメントで確認できる。

• 新しいMicrosoft Outlook on Windows

他にもモバイルデバイス向けMicrosoft Outlook用アドイン機能や、Microsoft Excelのデータ分析や計算、視覚化機能を拡張するExcel 1.17 JavaScript API Setも提供する。同APIの詳細は公式ドキュメントで詳細可能だ。