Tesla(テスラ)が中国・上海に“メガパック”(大容量)バッテリーを生産する拠点を建設する。

同社が建設している新工場はエネルギー貯蓄用として大容量バッテリーを製造する拠点。すでに調印式を行なっており、着工は2023年第3四半期、生産開始は2024年第2四半期を予定している。まずは、毎年1万台の生産を目指す。

製造する大容量バッテリーは、平均3600世帯が1時間に消費する量に相当する約40ギガワット時(GWh)相当としている。Musk氏によると、メガパックの生産工場は米カリフォルニア州に次ぐ2つ目という。

  • 調印式の様子

    調印式の様子(Tesla公式ツイッターより)

Teslaにとって中国は米国に次ぐ2番目の市場。2022年は売上高の4分の1近くを占め、同社は2019年に上海でギガファクトリーを建設している。

Wall Street Journalが中国国営メディアXinhua News Agency(新華社)の報道として報じ、その後Tesla、同社CEOのイーロン・マスク氏も公式ツイートで認めた。