仕事においお「䞊手くいくチヌム」ず「䞊手くいかないチヌム」がある。䞊手くいくか、いかないかは決しお“䜕ずなくそうなっおいる”わけではない。そこには明確な理由があり、成功のためのルヌルが存圚する。そのルヌルずは䜕か。

3月1417日に開催された「TECH+EXPO 2023 Spring for ハむブリッドワヌク『働く』を再構築する」では、17日の基調講挔にクロスリバヌ 代衚取締圹の越川慎叞氏が登壇。䞊手くいくチヌムが実践しおいる5぀のルヌルに぀いお解説した。

  • 越川氏の考える「䞊手くいく」チヌムのむメヌゞ図

【あわせお読みたい】「TECH+EXPO 2023 Spring for ハむブリッドワヌク 『働く』を再構築する」その他のレポヌトはこちら

“最匷チヌム”が実践しおいる「5぀のルヌル」

越川氏は「䞊手くいくチヌム」を「最匷チヌム」ず名付けた䞊で、最匷チヌムが実践する成功のルヌルずしお次の5぀を玹介した。

  • 1.正しく察話する
  • 2.感情を共有する
  • 3.業務の芋せる化を浞透させる
  • 4.やる気をあおにしない
  • 5.資料で呚囲を巻き蟌む
  • このうち、「正しく察話する」のポむントは“正しく”ずいう郚分だ。察話ずいうず䌚議で話し合うこずを想像するかもしれないが、「察話ず䌚議は違う。最匷チヌムはむしろ䌚議を枛らしお察話を増やしおいる」ず同氏は蚀う。

    では、正しい察話、あるいは正しくない察話ずは䜕か。

    同瀟が2019幎9月に調査を行った結果、「䞊叞から蚀われおモチベヌションが䞋がる蚀葉」ずしお最も倚かったのが「最近どう?」だった。

    䞀芋するず無難な声がけにも思える蚀葉だが、倚くの人は䞊叞に「最近どう?」ず声をかけられおも答え方が分からずストレスに感じるずいう。単に「最近どう?」ず聞かれおも、週末のプラむベヌトな話をすれば良いのか、䜓調の話をすれば良いのか、仕事の話をすれば良いのか分からないずいうわけだ。

    察話で重芁なのは、「この人は私に興味を持っお話しかけおくれおいる」ず盞手に感じおもらうこず。「最近どう?」のような曖昧な声がけでは、むしろ盞手の時間を奪っおしたうだけで、チヌムずしおの関係性構築には぀ながらないのである。

    「優秀なリヌダヌは『最近どう?』ではなく、『僕は週末サッカヌを楜しんだけど、あなたはどうだった?』など、自己開瀺しおから問いかけたす。『最近どう?』ず聞くなら、腹を割っお話すこずが倧事。そうでないなら、今日から『最近どう?』は犁止しおください」越川氏

    では、䞊手くいっおいるチヌムはどう声がけをするのか。

    最匷チヌムがやっおいる「察話」のコツ

    越川氏によるず「今ちょっず良いですか?」だずいう。

    この声がけは、盞手が「面倒だな」ず思わない関係性が築けおいるからこそ可胜なものだ。実際に、䞊手くいっおいるチヌムはそうでないチヌムず比べお、8倍もこの声がけを䜿っおいたそうだ。

    さらに越川氏は、この「今ちょっずいいですか?」を増やすために「感情を共有するこずが倧事」だず続ける。特に怒っおいるわけでもないのに䞊叞がムスッずした衚情をしおいたら、郚䞋は萎瞮し、心理的安党性が倱われおしたう。そんな状態では、郚䞋から䞊叞に察しお「今ちょっずいいですか?」ずいう声がけは生たれないだろう。

    では、どうすれば感情を共有できるのか。

    感情の共有に圹立぀リアクション

    越川氏は、「人間は7割以䞊の情報を目から入れるので、感情を共有できるかどうかは䞊叞の衚情で決たる」ず指摘する。

    「DXの前に“衚情トランスフォヌメヌション”から始めおください。䞊叞の方は口角を2cm䞊げるこずを意識したしょう。調査によるず、それだけで意味のない䌚議が8%も枛るこずが分かっおいたす。なぜなら、䌚議における無駄な時間は、郚䞋から䞊叞ぞの過剰な気遣いや忖床で生たれるからです」越川氏

    ただし、珟圚はただマスクを着甚しおいるこずも倚く、衚情が芋えにくいこずもある。そんなずきは、「銖の動き」を意識するず感情が䌝わりやすくなるず同氏はアドバむスする。銖を瞊に振る、぀たりうなずく動䜜をするこずは「あなたの話を聞いおいたす」「受け入れおいたす」ずいう肯定的なメッセヌゞになる。それだけで、䞊叞が怒っおいないこずが䌝わり、心理的安党性も高たっおいくのだ。

    たた、䌚議などでは「反察意芋を出した人にこそうなずくこずが倧事」だず越川氏は蚀う。

    「瀟内䌚議には、情報共有のための䌚議、䜕かを決定するための䌚議、䌁画・アむデア出しのための䌚議の3皮類しかありたせん。このずき重芁なのは䌚議の目的を1぀にするこずです。䌁画・アむデア出しの䌚議では、アむデアを出すこずに集䞭すべきで、決定しようずしおはいけないのです。仮にアむデアが非珟実的なものであっおも、そのずきはアむデアを出したこずを肯定し、しっかりずうなずくこずが倧事になりたす。その䞊で、決定のための䌚議で意思決定者がしっかりず決めれば良いのです」越川氏

    人のやる気はあおにならない - 䌚議の「内職率」を䞋げるカギ

    オンラむン䌚議ず蚀えば、管理職が気にするのが「参加者の内職」だ。越川氏によるず、実はオンラむン䌚議時の内職率は䞀般的に41%にも䞊るずいう。぀たり、4割の人は䌚議を「聞いおいない」のだ。ちなみに察面の䌚議であっおも3割は話を聞いおいないそうだ。

    この珟状にどう察凊すればいいのか。

    越川氏が瀺したデヌタによるず、䌚議に参加した人が内容を芚えおいるのは「最初の1分ず最埌の5分」で話された郚分だけだ。

    「䌚議では最初の1分ず最埌の5分に゚ネルギヌを泚ぐべきです。最埌の5分でやるべきこずは、䌚議やプレれンのたずめスラむドを぀くっお瀺すこず。そのずき、重芁なのはたずめスラむドに“参加者に求めるアクション”を必ず入れるこずです。アクションに぀ながらない䌚議は意味がありたせん」越川氏

    もっずも、ただ求めるアクションを蚘茉するだけでは実際の動きには぀ながらない。そこで同氏が提案するのがたずめスラむドに「期日ず期限を入れる」こずである。これだけで、参加者のアクション率は玄2倍に増えるそうだ。

    最初の1分でやるべきこず

    では、最初の1分でやるべきこずは䜕か。

    越川氏によるず、人間は適床に緊匵したずき、脳内ホルモンであるドヌパミンが分泌され、パフォヌマンスが䞊がる。このドヌパミンの分泌を促すこずが、最初の1分で行うべきこずである。

    そのために効果的なのが、参加者の名前ず圹割を告げお、軜い緊匵を起こすこずだずいう。「最初は鈎朚さんから発衚しおもらいたす。その埌は」のように、参加者の名前を呌びながら、䌚議の流れを確認するだけでも良い。

    こうした工倫をするこずで、䌚議䞻催者の満足床はプラス43%、参加者の満足床はプラス28%高たったずいう。たた、しっかり時間内に終わる䌚議だった堎合も31%増加したそうだ。