Notion Labs(以下、Notion)は4月15日(米国太平洋標準時間)、受信トレイを刷新しパーソナライズを実現したメールアプリ「Notionメール」の英語版を一般提供開始することを発表した。今回のリリースでは英語のみに対応し、日本語を含む他の言語へは今後対応予定。

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Notion概要

Notionはドキュメントの作成や共有、プロジェクトの管理、ナレッジの整理などを一箇所で実現できるコネクテッドワークスペース。ユーザーはドキュメント、ロードマップ、ナレッジベースなどを作成し、カスタマイズできる。これにより、チームの生産性向上、コラボレーションの促進と強化、チームでの働き方の改革を支援する。

Notionメールのサービス概要

2024年10月に発表した「Notionメール」プレビュー版では、受信トレイの柔軟性に欠けていたため、メールの整理に多くの時間を要し多くの手作業が必要となり、現代のビジネス環境や働き方に適応できていなかったという。これに対しNotionは、一人一人の業務スタイルに柔軟に対応するインテリジェントなメール機能の提供を開始する。

Notionメールは、ユーザーが使い慣れたNotionのインターフェイスをベースとして、AIを活用して自身の業務に合わせて受信トレイをパーソナライズ可能。メール作成や管理に関わるタスクの効率化が期待できるという。

AIを活用したメール分類機能によるラベル付けや、文章提案機能によるメール作成、カレンダーとの連携による会議スケジューリングなどが可能だ。なお、ユーザーのデータはAIトレーニングに使用されない。