「VMware Tanzu Application Platform 1.5」では、手作業により時間を要していた開発者やプラットフォームエンジニアリングのタスクの自動化が進んでいる。
具体的には、 GitOps モードで Namespace Provisioner を使用するためのワークフローが完全にサポートされるなど、Namespace Provisionerがアップデートされて、開発者ネームスペースの自動プロビジョニングが実現されている。
また「VMware Tanzu Application Platform 1.5」では、現在ベータ機能として提供されている GitOps ベースのインストールプロセスによって、複数コマンドを手動で実行する必要がなくなり、複雑さが軽減された。
加えて、AWS QuickStart による EKS での効率的な大規模デプロイ、Azureのサポート拡大、シークレット管理用外部セキュリティツールのサポートなど、主要なサードパーティ統合に対するサポートが拡張されている。
また、「VMware Aria Cost powered by CloudHealth」においては、機能拡張として、Kubernetes リクエストのライトサイジングと Alibaba Cloud のサポートが発表された。
「VMware Aria Hub Free Tier」においてはAWS、Azure に加え、Google Cloud のサポートが追加されたほか、Free Tierにランディングゾーンポリシーのテンプレートや設定ドリフト管理などが行える「VMware Aria Guardrails」という新機能が追加された。