一つ上のリフレッシュ「充電式エアダスター」

コードレスクリーナーはすでに持っている人もいるだろう。コードレスクリーナーはキーボードに溜まったカスなどのゴミの掃除にも使えるし、部屋の床の掃除にも、パソコンやコンセントのほこりの掃除にも、空気清浄機の掃除にも使える。手元においておくと便利なガジェットだ。

ここではもう一つ、この手のガジェットとしてはあまりオススメされることがない「充電式エアダスター」を紹介しよう。充電式エアダスターを使うと、コードレスクリーナーでの掃除をもう1ランク上げることができる。

  • マキタ AS180DZ

    マキタ AS180DZ

コードレスクリーナーを使えば掃除はできるが、コードレスクリーナーの吸引力には限界がある。コードレスクリーナーをキーボードに当ててもすべてのカスを取り除くことは難しい。こうした場合はコードレスクリーナーで吸引するだけではなく、エアダスターでキーボードに溜まったカスを吹き飛ばしてから、吹き飛んでいったホコリやカスをコードレスクリーナーで吸引した方がキレイになる。

これは他の場所も同じだ。コードレスクリーナーが届かない部屋の隅をエアダスターで噴射すれば、コードレスクリーナーが使えるところまでホコリを移動させることができるし、パソコン本体もエアダスターを使うと内部のホコリをキレイに取り出すことができる。空気清浄機内部のホコリやエアコンのホコリなんかもエアダスターを使うと結構キレイに取り出すことができる。コードレスクリーナーのホコリもエアダスターで吹き飛ばせる。

エアダスターでホコリを取り出し、コードレスクリーナーで吸引する。この2つのガジェットを手元においておくと、いろんなところを1つ上のレベルで簡単にキレイにすることができる。

パソコンやその周辺機器といったデバイスに使うエアダスターとしては、缶タイプが使われることが多い。缶タイプのエアダスターは便利ではあるが、当然ながら使い切れば買い替える必要がある。定期購入と廃品回収の手間や環境負荷を考えると、充電式エアダスターを1つ持っておくのは悪くない選択肢だ。

充電式エアダスターはものにもよるが稼働時間が長く、いろいろな場面で使える。本来の用途とはだいぶ違うのだが、洗い物の水気を吹き飛ばすといった横着な使い方もできて、考えている以上に使えるシーンが多い。

仕事をする場所はキレイにしておくに越したことはない。充電式エアダスターはそれを可能にしてくれるガジェットの一つだ。コードレスクリーナーとセットで活用することで十二分に力を発揮してくれる。

クリーナー&エアダスターで自宅仕事のレベルアップ

テレワークやハイブリッドワークのお供としてコードレスクリーナーや充電式エアダスターがオススメされることはあまりないと思うが、仕事場所を清潔に保っておくというのは大切なことだ。

コードレスクリーナーや充電式エアダスターは手軽に強力な掃除機能を提供してくれる。自分で掃除をしなければならない自宅の仕事環境であるだけに、こうした楽しいガジェットを手元においてこまめに掃除できる状況を作っておくことはライフハックになる。

なお、エアダスターの使用には注意も必要だ。あまりにホコリが多いものに対して使用すると、部屋中が逆に噴出してきたホコリで汚れることになる。例えば、エアクリーナーの内部を掃除しようとしてエアダスターを噴射したら、後悔することになりかねない。

ホコリが大きく吹き出してきそうなものは、浴室に持っていってそこで噴射するといった工夫をするとよい。出てきたホコリはそこで回収するか、細かいものであればシャワーで流してしまえる。

ガジェットが近くにあると、逆に掃除をするきっかけにもなるので、もし自宅での仕事に新しい刺激や変化を求めているなら、こうしたガジェットを検討してみてはいかがだろうか。