NTTデータグループのコンサルティングファームであるクニエは2月6日、メタバースを用いたビジネスを検討する企業向けに「メタバース事業化診断サービス」を同日より提供開始すると発表した。
昨今、国内外でメタバース関連事業への参入に関心が集まっている一方、同社がメタバースビジネスの事業化検討に関わったことがあるビジネスパーソンを対象に実施した調査によると、91.9%が事業化にたどり着けていないという結果が出ているという。
そこで、本サービスでは、自社の事業がメタバースにフィットするかを事前に見極めたいという企業に対し、メタバースの事業化に必要となる項目を問診・診断することで、メタバースビジネスへの参入判断や、事業検討の具体化を支援する。
同サービスでは、クニエのコンサルタントが「メタバース事業化問診ツール」を用いて診断、およびフィット・ギャップ分析を行い、導入ポテンシャルや今後の具体的アクションを整理する。
「メタバース事業化問診ツール」は、クニエが実施したメタバースビジネスの事業化検討に関わったことのあるビジネスパーソンへの調査から得た失敗要因の分析と、メタバースビジネスのコンサルティング経験を踏まえ、5つの評価項目から独自に開発したツールで、計100問で構成されているという。