米Microsoftが大規模な人員削減の準備を進めているという。Salesforce、Amazonなど大手ハイテク企業の人員削減が相次いでおり、Microsoftも加わる形となりそうだ。
Microsoftの人員削減のニュースは、英Sky Newsが1月17日付けで報じた。それによると、近日中に大規模な人員削減計画を発表する可能性があるという。
同社は、1月24日に2023年会計年第2四半期の業績発表を投資家向けに行う予定で、その前に発表されるのではないかとSky Newsは予想している。
現在、同社では世界に22万人の従業員を抱えており、今回の人員削減は5%に相当する規模だという。
単純に計算すると1万1000人となるが、正確な人数については確認が取れていないとのこと。Bloomberg NewsやReutersなどは、人事と開発部門が対象になると予想している。
ハイテク企業の人員削減が続いているが、Microsoftは直近では2022年10月に1000人規模の削減を行ったと報じられている。
2022年10月に発表した直近の決算では、売上高は前年同期比11%増、2桁成長を維持してたが伸び率は振るわなかった。
上述のように、最近では大手ハイテク企業における人員削減のニュースが目立つ。コロナ禍で人員を増員したテック企業は、その揺り戻しを受けている模様だ。