企業情報化協会(IT協会)は12月6日、今年度のIT賞受賞企業を発表した。

IT賞は、日本の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上など、「ITを高度に活用したビジネス革新」に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、同協会が授与するもの。

1983年3月に設定された「OA化・情報化優秀企業・機関・事業所等表彰制度」に則って創設された「OA賞」をもとに、2001年度から「IT賞」と名称変更して、現在に至っている。

「マネジメント領域」「顧客・事業機能領域」「社会課題解決領域」「トランスフォーメーション領域」「オープンイノベーション領域」「ニューノーマルへの対応領域」「サステナビリティ領域」という7つの領域で表彰され、その中でも特に優秀であると評価された企業に対してはジャンルを超えた「最優秀賞」「優秀賞」の2つが与えられている。

2022年度の表彰企業は以下の通り。

IT最優秀賞には、マネジメント領域からは、日本生命とニッセイ情報テクノロジーの「グループ一体でのIT・デジタル人材育成体制構築~内製化により3,000名をサスティナブルに育成~」が、また、トランスフォーメーション領域からは、トリドールホールディングスの「トリドールのDX~SaaS、DaaS、BPO、ゼロトラストで構築するビジネスプラットフォーム~」の2つがノミネートされている。