観光DX推進プロジェクト事務局の受託事業者であるエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com)は11月29日、観光庁が推進する「観光DX」の取組について広く発信することを目的に、公式Webサイトを開設したことを発表した。

観光庁は観光分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、旅行者の利便性向上や観光産業における生産性向上などを目指している。また、地域間および観光事業者間の連携を通じた地域活性化や、持続可能な経済社会の実現を目指す取り組みも進める。

今回は「旅をもっと豊かに楽しく」をステートメントとしてWebサイトを新設した。観光事業者や自治体、観光地域づくり法人などに向けて、観光庁が観光DXを推進する狙いや、実証事業者が抱える課題とその解決手段の検討方法、デジタル技術の活用方法、実証においてのハードルなど「DXに取り組む際の実情」を発信する。関連ウェビナーの案内なども掲載予定だ。

  • 公式Webサイトの画面例

    公式Webサイトの画面例

また、観光DX推進プロジェクト事務局は公式Webサイト新設に伴ってロゴマークも一新。線に丸みをもたせることで楽しさや豊かさを、文字に斜めの線を取り入れることで観光DXで発展していく地域や成長を意味している。観光地に出向く人がDXを通じてワクワクする気持ちを表現し、人と人との交流で生まれる重なりや今まで知らなかった歴史を知ることで生まれる重なりも表しているとのことだ。

  • 新公式ロゴマーク

    新公式ロゴマーク