NECネッツエスアイは9月2日、アラートサービスを提供している米Dataminr(データマイナー)とリセラー契約を締結し、企業向けに「リアルタイム・リスク通知サービス」を提供するとした。

アラートサービスは、自然災害や感染症、事件・事故などの危機管理・BCP(事業継続計画)に関連した企業にとってリスクとなる情報を提供するサービスだ。

Dataminrのアラートサービスでは独自のAIプラットフォームを用いて、災害や事件・事故のほか、ユーザーにとって関心のある出来事をリアルタイムに検知・通知することができる。同プラットフォームでは、100言語以上にわたる世界中のSNSやWebサイト、ブログ、ネットメディアなど30万件を超えるインターネット上のオープンデータから任意のデータを取得・分析可能だ。

  • Dataminrのプラットフォームを活用したリアルタイム・リスク通知サービスのイメージ

    Dataminrのプラットフォームを活用したリアルタイム・リスク通知サービスのイメージ

NECネッツエスアイは、個社ごとの企業のニーズを踏まえ、アラートサービスのフィルタリング設定や活用提案など、サービス活用をサポートする。また、今後はアラートサービスの自社活用を進めて、そこで得た知見とさまざまなクラウドサービスを組み合わせることで、より高度な企業のリスクマネジメントサービスへと発展させていくという。